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頂点を極めたと思っても

2021-02-09 06:10:07 | 日記
我々の住むこの自然界、弱肉強食の食物連鎖で成り立っているらしい。
そして、その頂点に立つ生物は、もう無敵な存在だとばかり思っていました。
大きな意味ではそうらしいのですが、個々の例ではそうばかりではないようです。

◆百獣の王をも殺す存在がある
 この地球上には、百獣の王と称されるライオンすら殺してしまう生物がいるそうだ。
 それは、英語で悪魔のかぎつめ、日本語ではライオンゴロシと呼ばれる植物。
 アフリカ南部の砂漠地帯などに生育するゴマ科の植物で、鋭いトゲのある実が特徴だ。
 万一ライオンがこの実を踏んでしまい、足にでも刺さってしまうと大変なことになる。
 歩くことが困難となり、口で外そうとしようものなら、今度は唇に刺さってしまう。
 トゲの先端にはカエシがついているので、もがくほど深く食い込んでしまうのだ。
 そして食べ物を食べられなくなり、水を飲むことさえ困難となり、ついには餓死してしまうのだ。

 その後ライオンゴロシは、死んだライオンの骨や肉や体液などを栄養分としてまた芽を出すのだ。 
 そうして新たな繁みを形成し、次の獲物となるライオンが足を踏み入れるのを辛抱強く待ち続けるのだ。
 いやはや恐ろしい話です。
 でも翻って、人間でも同様なのかもしれませんね。
 頂点を極めたと思っても、思わぬところから足をすくわれるなんてこともよく聞く話です。
 お互い気を付けたいものです。