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有難い水道水

2021-02-11 06:06:48 | 日記
慣用句で「湯水のように・・・」なんてのがあるように、日本では水をふんだんに使うことができる。
当たり前のように、水道水をゴクゴクと飲んでいる。
だが、世界を見渡せばそういう国ばかりではないようだ。
生の水道水をそのまま飲めるのは、世界を見わたしてもわずか15か国程度しかないそうだ。

◆誰が水道を担保するのか
 誰でも安心して水が飲める日本だが、意外なことにその水道料金は地方自治体が独自に運営しているため、
 その料金には地域格差が大きい。 
 平均的な家庭の使用量20立方メートルでみると、全国平均は3200円程度だが、最安は山梨県富士河口湖町で835円、
 一方で最も高いのは北海道夕張市で6841円、なんと地域によって8倍くらいの差があるようだ。
 水を供給するためのコストに差があることは理解できるが、これほどの差があるよはねー・・・

 さらに問題が複雑化しそうなのが、水供給(水道事業)の自由化(外資を含めて自由化)の動きだ。
 現在の大半が地方公共団体の運営だが、これを民間企業に任せるのだそうだ。
 むろん短期的には水道料金が安くなる、だが将来的にはどうなるか予見することは難しい。
 もしかして、外資(水メジャー)のいいようにやられた、なんてこともあるかもしれません。
 もちろん仕組みの固定化で閉塞感があってはいけないのですが、自由化もよくよく検討したいものです。

 人間は耳が二つに口ひとつ、多くを聞いて言うのは少しがいいようです。
 で、水供給については、みなさんの意見を大事にしたいものです。
 まあ、安全にお値打ちに供給していただければ何の問題もありませんが・・・