もうずいぶんと前に、植樹(植生の回復)作業で、ご指導を得た。
横浜国大名誉教授宮脇昭先生だ。
そして記憶に残る先生の言葉は、「命を懸ける気になれば何でもできる」だ。
そして、続く言葉はこうだ。
◆うまくいかないのは油断しているか手を抜いているかだ
先生は、全十巻重量35Kg6千ページの「日本植生誌」を編纂された。
日本列島すべての植生と再生のシナリオをまとめあげたのだ。
むろんそれは一人ではできない。
地方の各大学の教授たちも協力して、まとめたものだ。
人間は本気になれば、たいていのことはできます。
命を懸ける気になれば何でもできる。
うまくいかないのは、油断しているか手を抜いているかです。
本気になれば、人間によってつくられた半砂漠だって森に戻すことができる、私はそう信じています。
人間とは実に弱い生き物なんです、食物連鎖のトップに位置して、動植物を支配したような気になっているようですが、
その人間こそが、自然に寄生しなければ生きてはいけないのです。
いまならまだできる、まだ間に合います。
一人が何億本もの木を植えることはできません。
でも、60憶人の人が1本ずつ植えればできます。
未来に希望を持ちながら、命が続く限り木を植えていきます。
→もう10年以上も前のことになるが、おいらの植えた数十本のあの苗木は今どうなっているのだろう・・・
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