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命を懸ける気持ち

2024-10-15 06:36:03 | 日記

もうずいぶんと前に、植樹(植生の回復)作業で、ご指導を得た。

横浜国大名誉教授宮脇昭先生だ。

そして記憶に残る先生の言葉は、「命を懸ける気になれば何でもできる」だ。

そして、続く言葉はこうだ。

 

うまくいかないのは油断しているか手を抜いているかだ

 先生は、全十巻重量35Kg6千ページの「日本植生誌」を編纂された。

 日本列島すべての植生と再生のシナリオをまとめあげたのだ。

 むろんそれは一人ではできない。

 地方の各大学の教授たちも協力して、まとめたものだ。

 人間は本気になれば、たいていのことはできます。

 命を懸ける気になれば何でもできる。

 うまくいかないのは、油断しているか手を抜いているかです。

 

 本気になれば、人間によってつくられた半砂漠だって森に戻すことができる、私はそう信じています。

 人間とは実に弱い生き物なんです、食物連鎖のトップに位置して、動植物を支配したような気になっているようですが、

 その人間こそが、自然に寄生しなければ生きてはいけないのです。

 

 いまならまだできる、まだ間に合います。

 一人が何億本もの木を植えることはできません。

 でも、60憶人の人が1本ずつ植えればできます。

 未来に希望を持ちながら、命が続く限り木を植えていきます。

 

 →もう10年以上も前のことになるが、おいらの植えた数十本のあの苗木は今どうなっているのだろう・・・

 

 


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