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ぬる湯温泉に思う

2022-04-19 06:33:30 | 日記
先日、温泉旅行に行った。
今回は珍しくぬる湯の温泉(長野県青木村の秘湯沓掛温泉)だ。
ごく一般的だと思うのだが、おいらはあまり熱い湯(43°以上)は好みではなく、適温(40~42°)がいい。
だが沓掛温泉は源泉温度は34°くらいで、加温しても38°くらいらしい。
そこでこんなことを感じました。

◆人間の体温は36度前後のはずだ
 人間の体温よりも高いのだから、熱湯が熱く感じるのは当然のことなのだろう。
 だが、ぬる湯であっても人間の体温よりも高ければ、それは暖かく感じるのではないのか?
 そこが不思議に感じたので聞いてみた。

 そこでわかったこととは、熱いとか冷たいといった感覚は、外部温度ではなく皮膚温度で決定されるそうだ。
 体温よりも低い35°を例にとれば、空気の場合は熱伝導率が小さいので体温を奪うことはなく、
 36°前後を保ち続けるとともに、発汗により体温の冷却システムもうまく稼働しないので、暑く感ずるのだ。
 ところが湯の場合、水は熱伝導率が大きいので体温をどんどんと奪っていくので冷たく感じるのだ。

 さらに不思議な感覚もあるようだ。
 冬には、38°のぬる湯はひどくぬるく感ずる。
 真夏の42°の熱湯は熱すぎてとても入っていられないそうだ。
 これも、人間の皮膚温度に由来するらしいが、おいらにはいまいち理解はできなかった。

 →わかったような、そうでもないような感覚ですが、ぬる湯も春秋はいいものだと思います。

 
 

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