おいらの個人的な感想なのだが、あのいつも偉そうにしている森鴎外のこんな言葉が意外だった。
それは、自分らしさを大切にして生きるということに繋がるような気がする。
それはこうだ。
◆官僚として出世しさらに立場を強化しようとしていた森鴎外
「太陽の光を借りて照っている大きな月よりも、自分から光を放つ小さな灯火でありたいものだ。」
その言葉は美しい。
なるほどと同意し、自らもそうありたいと願う人も多いことだろう。
だが、森鴎外自身は陸軍の軍医として出世し、さらに慣例を変えてまでより出世しようと行動していたようだ。
そのことは、彼の友人でもあった幸田露伴がこう看破している。
森という男は、蓄財が好きで心は冷たい男だと。
こうしてみると、何が幸せなのか考えさせられる。
官僚などにはならず、日々の生活ができるだけの仕事でいいのではないか。
小さくてもいいから、自分らしく自分の光を発しながら楽しく生きていくのがいいのかもしれませんね。
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