今のところすぐには国政選挙はなさそうですし、統一地方選挙も終わった。
なので、そんなことに軽口をたたいても問題なさそうだ。
そんな選挙巧者について書いてみよう。
◆これが本気ということ
おいらは名古屋住だ、そして職場は岐阜県で、そこで感じたこととは。
三重県某区選出の衆議院議員の選挙活動についてだ。
彼は、東大法学部を経て経済産業省のキャリア、そして衆議院議員となっている。
しかししてその生家は、某流通企業を経営している。
その企業の従業員が選挙活動を支援するのは当然のことだろう。
だが、驚くのはその企業グループの愛知県・岐阜県出身の社員・パートさんに至るまで、選挙活動に参加するのだ。
たしかに、愛知・岐阜であっても、何らかの形で三重県に関係はあるのだろう。
選挙期間中は、それらの従業員はひたすら知己に対して電話作戦を継続するのだという。
もうひとつはこうだ。
おいらの勤める企業グループはその流通企業の競合店だ、敵と言ってもいいかもしれない。
だがそんなおいらの企業グループにも、秘書から選挙運動の電話はちゃんとある。
ウチは〇〇グループですけれど・・
そんなことは承知しています、それでもこの地区で商売されているので支援の依頼をしています(逆らったら承知しないぞの意)。
候補者本人がお願いに上がります、いいえそんなことをされなくてもウチはこの地区ではお宅を支援します。
ありがとうございます、それでも訪問だけはさせてください、(念のため秘書が訪問するということ)。
選挙というものは、ここまで本気にならないといけないものなんですね。
ちなみにこの候補者は、いままですべての選挙でぶっちぎりの当選です、それでもなおこの活動なんです。
その姿勢は参考になります、常に全力で物事に対するという姿勢です。