おいらは旅行が好きで、国内限定ではあるが、各地に旅行をしている。
そんななか、今日は、わが意を得たりというこんな言葉に出会った。
そこでは、「旅行」ではなく「旅」という言葉の方がふさわしいようだ。
◆プルーストの言葉
20世紀のフランスを代表する作家と言ってもいいかもしれないプルースト。
彼が一生をかけて書き上げたとてつもなく長い小説、「失われた時を求めて」の中で、こう語っている。
長編ではあるが、さほど難解ではないので、味わってみるのもいいでしょう、とても面白いのだから。
「真の発見の旅とは、新しい風景を求めることでなく、新しいものの見方を得ることだ」。
そう、旅は、新しいものの見方を得るための、絶好の機会なのだ。
旅を通して、さまざまな視点や考えを得ることが出来る。
そうやって自分自身が変化・成長することを自覚して、過去の人々は旅に出たのでしょう。
プルーストも、若いころに訪れたヴェネツィアに大いに魅了されたようですから。
→そうそう、おいらがうまく言えなかったことを代弁してくれています。
「旅」を通して、新しいものの見方が加わっていくのです。
それが楽しくて、おいらはまた次の旅に出るのです・・・