又してもここからです。
(今日で終われるかな?)
座板、天板と終わったので、今日はそれぞれの脚を作ります。
木取はまだ300x≒600mmの板が四枚の状態ですから
まずは600mmの長さを整えてやります。
(矩手は?この時点で矩手が出ていなかったら合板から買って来て作り直しです・・・
そんな極端な狂い方はしてないと思いますが?)
材料の大きさ、矩手が整いキッチリ300x600の四角い板ができたら
スツール脚を切り抜く前に、テーブル脚のホゾになる三ヶの突起と
テーブル脚Aの切込みを先に作ってしまいます。
(材料が変な形に成ると扱いにくいですからね)
300x600の合板を二枚づつ重ね合わせて
20mm程度のスリムビスで縫い合わせておき
二枚同時に加工して行きます。
部材の並びを間違えた図面で説明すると
テーブル脚Aの左右の木刃から106mm
下側の木刃から74mmの所へ
Φ12mmの穴を開けてやり、
左右の木刃から100mmと112mmの所を
丸鋸で切り込んで切り落とします。
この時、丸鋸の刃の厚みを意識して、
丸鋸の刃が墨のどちら側を通るか考えて
丸鋸を使ってやると、加工精度がずっと上がると思います
(素人が偉そうに言ってますが、寸法は材料のセンターから振り分けて取る方が狂いが少ないですよ!)
後は、ノミ等で入角の角を直角に整えれば
テーブル脚Aの切込み部分は出来上がり
(四枚ともやっちゃだめですよ!二枚を一枚に貼り合せて有るので1セットだけですよ!)
次は、ホゾを作ってやります。
引続きテーブル脚Aで説明して行くと
まずは、左側の木刃から
135mm,30mm,120mm,30mm,120mm,30mm,135mmと
下側の木刃付近に墨をして、丸鋸で1Cmの切込みを入れて
手鋸で切り残しをゴシゴシ切り込んでおきます
(裏側までキッチリ切り込んでね)
で、下側の木刃から1Cmの所へ左側の木刃から
丸鋸を入れて135mmの所まで切り込みます
材料の厚みは24mmですが、丸鋸の刃は
命一杯に出して置いて下さい
(裏側を少しでも深く切り込んで行けるように)
それでも、切り残しが出来るので
残りは手鋸で切り落とします。
さてそれで、問題は中の二ヶ所の切取りですが
反対側の端は板を左右に裏返して
先程の要領で切取れば良いのですが
中はチョ~~危険な、鮟鱇の吊るし切り(違う!)
丸鋸の落し切りで切落すしか手がないと思います
(「丸鋸の落し切り」過去の合板系の書込み参照・・・何処やねん!それ~!?)
10mmしかない所へガイド用の穴を開けてやるのも難しいですし
ジグソーで何度も切り込んで、鋸刃が入る様に広げて行くのも
地味~~に大変な作業に成りますから
十分注意しながら、落し切りで切込み
丸鋸の切り目から手鋸を入れて切り残し部分を切って
切り抜きます
(丸鋸でホゾの部分まで切り込まない様に注意して下さいね、勿論、ケガにも!)
で、入角の角を先の両サイドの部分と合わせて
ノミ等で整えてやれば、天板を受ける側の加工は
取敢えずOKかな?
それから、スツール脚の部分を切り取りますが
チョッと長くなったので今日はお仕舞い
(「カナリ嫌になったので今日はお仕舞い」の間違い?)
・・・又明日ですm(__)m