なのはと出会うために生きて来た日々が、なのはのために生きる日々に変わったという新しい風との出会い。
nanoと葉っぱとXplory
MC昇圧トランス修理 (続2)
修理完了の縫合前?
医者の手術は締めが縫合なら、オーディオのそれは、ボルトしめ?
修理前の状態は、先日も申しました通りですが
この機器は本来、便利な使い勝っての良さも「売り」だったりします。
2本のトーンアームを接続し、切り替える事が出来て
それに付けられているカートリッジの仕様により、MC:low or MC:high or Passの
3種が選択出来るのです。
それを、機器の言い分そっちのけに、接点数の減数を求め改造されていました。
トーンアームの2種の入り口を、入力と出力にしていたのです。
良いケーブルを持っていたのでしょうか?
接点数を減らすだけなら、入力1番の配線を直接に、仕様切替のスイッチへ配線しているならともかく、
ただ、出力のケーブルを切断し、入力2のジャックへ配線していただけなのです。
初めて解体した素人が言ってはなんですが、もうちょっと頑張ってほしかったですね。
入力の切替が意味をなしていないだけで、別体のケーブルをジャックへ差す分、接点は増えています。
もしかしたら、接点数を減らすのではなくて、自分のご自慢のケーブルを使いたかっただけ?
それなら、もっと高級な機種を選択するとか、
せめて、入力のジャックをもっと高級なタイプへ換装しておくべきでしょうね。
と、他人の楽しみを貶すのは、これくらいにしておきましょう。
(笑)、一昨日のを自分で読み返せば、なんだか「貶し文句?」が重複しているようですね。
きっと、治せると思ったので、自慢?エゴ?になってる?(笑)
でも、ココまで読んで頂ければ、察しがつくかもしれませんが
ようするに、状態が面白く無かったのです。
初めて解体した、というか、こういう機械の修理自体が初めてな訳でもありますが、
負けたくないのです。(なんとか、配線を理解出来そうですし。)
そうして、出来たのが写真です。
元の機能を回復させました。
・入力の切替が出来るように、配線を修正しました。
・出力ケーブルを作成し、内部の切替機より直接配線しました。
(出力のケーブルも、申しわけない僕の残材ではありますが、
芯材の被覆上にアルミ箔と数本の細い線材でシールドをホット側、アース側の各々に施し、
それに絹糸を介在させ、和紙で巻いたあとに外皮のゴム?を覆わせているという優れもので
アクロテック製です。)
・ 最終の被覆には以前、電源トランスを作成した際の端材の網状のシースを被せました。
すこし手作業的なセンスなさが現れているやもしれませんが。
それで、無事に音は出ました!
しかし、、、
すぐさま、修繕計画第2章は発動されました。
実は、写真に写っている右側に添えられている細い線がそれです。
つづく。
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MC昇圧トランス修理(続)
途中経過はすっとばし、修理完了
の、一応の完成状態&闘志の現れ?
一旦は、ご依頼の修理通り直してみました。
結局のところ、故障の原因はハンダ不良による断線でした。
なので、依頼者の当初の希望のみを改善するのは容易なことに思われました。
ただ、2本も切れていましたので、、、
1本は、断線部近くの接点は、容易に察しが付き、修正できるものでした。
ただ、もう一方の線は近くが切替スイッチなので、接点部分が無数にあり、お手上げ状態でした。
一生懸命に配線経路を読み、考えました。
結果、「読み」は正解し、機能回復はしました。
でも、それではおもしろくない。
元々の機能を回復させる事にします。
それが、写真に写っているケーブルです。
家に眠っていた残材にてRCAケーブルを作製しました。
これを、出力用のケーブルとします。
つづく。
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