道端などに行き倒れになって死ぬのを「野垂れ死に」と言う。寒い今の季節、路上や公園などでそうなる不幸な人がたまにいるものだ。
ところで、親父ギャグではないが、野田総理はどうも今国会中に“のた(野田)れ死に”する可能性が出てきたようだ。ご承知のように、消費税の増税をめぐって野党はもちろん、与党内からも強い反対の声が上がっている。
民主党の小沢一郎元代表は、消費税引き上げ法案に断固反対する意思を表明した。これを受けて、先に開かれた小沢氏主宰の勉強会には、代理出席を含めて125人の民主党議員が参加したという。これで増税反対派の気勢は一段と上がったわけで、法案が衆議院に上程されても、56人が造反すれば否決される見通しとなった。
こうなると、野田政権は増税法案の上程を断念するか、あるいは採決で否決されたら解散・総選挙に打って出るしか道がない。しかし、いま総選挙をやれば民主党は大敗北することが確実である。民主党議員なら、誰もが選挙をやりたくないだろう。そうなると、もし解散・総選挙の動きが出てきたら、党幹部は必死になってそれを阻止しようとするに違いない。 法案の採決もできず、あるいは法案が否決されたら、野田総理は万事休すである。政治生命をかけると言って駄目になったら、退陣するしかない。だから“のた(野田)れ死に”するかもしれないと言っているのだ。
民主党内の動向を見ていると、その可能性が高まってきたのではないか。また、増税反対の世論も強まっている。もし野田総理が退陣したら、後継に岡田副総理が浮上するかもしれないが、内閣は連帯責任だからそう簡単に岡田新政権とはいかない。 むしろ、それを機に民主党が分裂して「政界再編」が起きる可能性もある。そこから先はまだ流動的で、安易な予測を立てるわけにはいかない。
どうなろうとも、私は野田政権は一日も早く潰れて欲しいと願っている。これほどマニフェストを裏切り、国民を欺いた政権はない。税と社会保障の一体改革などといろいろ言っているが、要は「国民生活が第一」の政治を放棄したのだ。 ここで野田政権の政策をあれこれ検証するつもりはないが、どんなに“屁理屈”をこねようとも、これほど国民・有権者を裏切った政権はない。2年半前の民主党が大勝した総選挙を思い出せ! と言いたい。あの時は本当に心から喜んだのだが、今は裏切られた気持で一杯だ。
いや、失礼した。私の気持なんぞどうでもいいが、野田政権はもはや危機的状況である。瀕死の状態かもしれない。私は野田政権は今国会中に、野垂れ死に・・・のた(野田)れ死にするだろうと見ている。
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古賀茂明氏が昨年の9月に次のような事を
ラジオで話してましたっけ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
民主党は,官僚を働かせなかった.
・野田総理は,「官僚に頼る」手法を選んだ.
結局,自民党時代のように官僚がうまく仕切っている.
官僚に対する「政治主導」が失敗したのでしょう。初めは大いに期待したのですが、結局、自民党政治と同じようなもの、中にはそれ以下に転落したものがあったと思います。
比較の問題ですが、自民党の方がまだ老練で上手な面があったように思います。
ヤフ-のブログ削除の原因が音楽著作権に問題と聞きましたが、本当に不思議です。
もし教えていただく事が出来るようでしたら、どの様な記事を書いて著作権に抵触したのか教えて下さい。
ヤフ-ブログで書いた記事の何が音楽著作権に抵触したのでしょうか。
ユ-チュ-ブなどはかなり意反してライブ演奏をアップしていますがあまり削除されていません。ユ-チュ-ブで削除されるのは政治的映像が多いと聞いています。
私も、ユ-チュ-ブには色々アップしていますが、著作権に抵触する場合は警告が来ます、その後絶対に流させない映像は他人が見られない様にブロックされます。
ヤフ-は荒しや、他人の記事を盗み誹謗中傷しても殆んど対処しないにもかかわらず、今回の様に警告も無しに突然削除する事が理解出来ません。
ヤフーの「利用規約」をよく読みましたが、改めて非常に一方的な内容だと今ごろ知った次第です。事前通告や警告はしなくても良いとなっているのです。これには驚きました。
訴えても良いのですが、利用規約にはそうなっているのですから、仕方がありません。
単なる音楽著作権侵害だけでなく、何か他の理由もあるのではと疑いますが、今のところそれ以上は分かりません。
仕方がないので、当分はgooでのんびりとやろうと思っています。
音楽の著作権で削除ですか?
それなら、その項だけ削除するか、その旨の告知があってもよいと思いますが、ただ一方的に他の記事も削除というのは解せませんね。
こちらのブログはどういう機能なのか分かりませんが、yahooのメッセージは生きているのでしょうか?
ヤフーの「利用規約」は非常に厳しく一方的な内容になっていますね。今さらながら思い知らされました。事実上の著作権はヤフーにあります。全面削除も自由に行なえます。事前警告も何も必要ありません。
考えてみると、恐ろしいですね。便利ですが非常に危険なメディアだと知りました。
gooも似たようなものでしょう。まだよく読んでいませんが。
当面はこちらでのんびりとやりたいと思います。
なお、プロバイダーの利用規約の「あり方」について、初めて問題意識を持ちました。
ただし、現状では訴えても勝ち目はないでしょう。