毎日が山のこと

最近の山歩きの記録はもちろん、作ってみた山行プラン、過去の山歩きの記録も順次掲載中です。

表銀座から槍ヶ岳へ(1978年8月)

2022-09-16 09:23:50 | 北アルプスとその周辺の山

今日は登山日和。上越の山、万太郎山に行こうと企てていたら、孫が骨折したとの緊急連絡。

車で孫を病院まで送り届けてきた。

そんなわけで、またもや古い山の写真をデータ化する作業にとりかかった。

今回の投稿は、前回投稿した蝶ヶ岳穂高岳の1年前、燕岳から表銀座を経由して槍ヶ岳に行った時のもの。

投射した画像をデジカメで撮って、赤みをおさえる処理をほどこしたものだ。

まずは、燕山荘前から槍ヶ岳をバックにした写真。定番中の定番だね。

この時も中房温泉から燕山荘までの第1日目は写真を撮っていない。

相棒のTさん。まだ、日が昇る前だね。

まだ全部のポジをデジタル化していないので、燕岳の写真がみつからない。

ようやく槍ヶ岳に朝日が当たりだした。

今なら、このタイミングでじっくり狙うんだが、露出もうまくいっていない。

第2日は、燕山荘から表銀座を大天井岳、西岳を経由して槍ヶ岳の肩の小屋まで歩いた。

これは大天井岳の山頂から撮ったものだと思う。

色の補正が難しい。なんとか赤みを抑えてみたが、ほんとうにこんな色でいいのか。

大天井の山頂で記念撮影。

この日は、ぐんぐん気温があがって、東鎌尾根の登りでは暑さでバテバテだったことを思い出す。

次の日もいい天気で、早朝から槍の穂先へ。

肩の小屋から槍のシルエット。

無事に登頂。これは北をバックにした記念写真。

こちらは南の穂高岳をバックに。

晴天に恵まれ、穂高岳の全容とその奥に乗鞍岳も見えている。

はるかかなたに富士山。八ヶ岳と南アルプスのあいだから姿を見せてくれていた。

奥穂高岳、前穂高岳、涸沢カール。

たぶんこの時、来年は穂高岳に行こうと話し合ったのだと思う。

またこの景色見てみたくなった。

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43年前の蝶ヶ岳と穂高岳の写真発見(1979年8月)

2022-09-15 10:32:46 | 北アルプスとその周辺の山

(写真を追加して投稿しなおしています。)

1978年の夏に表銀座から槍ヶ岳、1979年の夏には蝶ヶ岳から奥穂高岳に登ったことは地図に記録が残っているのでまちがいないのに、長いこと写真が行方不明だった。

見つからなかったのは、そのときポジフィルムを使ってみて、それをしまい込んですっかり忘れていたからだった。

それを見つけ出してみたものの、40年をこえる空白はフィルムを確実に劣化させていた。

スキャンしてみたものの、35mmの小さなフィルムだし、劣化による変色補正をしてみたら、雑音がでて画面はひどいものだった。

そこでその当時つかったスライド映写機で投影しておいてそれをカメラで写してみた。そのうえで、写真ソフトで変色補正をかけてみた。このほうがまだましだった。

まず状態が比較的よさそうな1979年のほう。

これは1079年8月に蝶ヶ岳山荘のそばから穂高岳と上高地をバックに写したもの。

光の加減を見ると蝶ヶ岳に到着直後にとったもののようだ。

この日穂高駅からタクシーで三俣登山口に向かったものの、途中道路工事があってずいぶん手前から歩かされた。

蝶ヶ岳山荘到着は4時をまわっていたと思う。

それもあるけど、フィルムに限りがあるので1日目はほとんど写していなかった。

投射された画面を映しているので中心と周辺でかなり明るさが違ってしまう。

それでもまあ見られる方だろう。

これはその時の相棒Tさん。5年下の同僚だ。

曇り空で、日が西にまわっていて山は逆光気味。もともとそれほどいい写真ではないのにさらに劣化している。

朝日を浴びた槍、穂高の写真が一枚もない。

ということは翌朝は天気がよくなかったのだろう。わざわざアップダウンの激しいコースで槍や穂高のモルゲンロートを期待していったのに残念な結果だった。

2日目は蝶ヶ岳から横尾にくだり、その後涸沢から白出のコルにある穂高岳山荘をめざす。

涸沢から白出のコルをみあげた写真。稜線には雲がついている。

これは奥穂高岳の山頂。

山頂の祠が今のものよりかなり小さいと感じたが、写真を見比べたら変わりはなかった。

山頂はかなり混雑していたんだね。

周囲の山々を写した写真がない。ということは山頂付近はずっとガスの中だったのだろう。

Tさんとは、1978年に表銀座から槍ヶ岳もいっしょに登ったほかほかの山にもいっしょに登った。

これは奥穂高岳から前穂高岳へとむかう釣尾根をバックに。前穂高岳のピークがこんなに立派に見えていたんだ。

すっかり忘れていた。

岳沢の岩場で上高地を見下ろしながら休憩。

岳沢の上部はほんとうに急傾斜で石を落とさないように気を付けながら下ったのを思い出す。

谷底にも雲がある。この日の天候をあらわして.いる。

いやあ、すっかり忘れていたけど、写真見るといろいろ思い出すなぁ。

それに若くて結構スリムだったんだ。髪の毛もちゃんとあるし(笑)

次は1978年のものをデジタル化して保存してみようかな。

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兄と登った奥穂高岳(2010年7月25日~27日)

2022-08-24 16:50:07 | 北アルプスとその周辺の山

第1日目

私の4歳上の兄は、脱サラして長いことお店をやっていた。

65歳となったこの年、もう一度奥穂高岳に登ってみたいということで、私と夜行2泊3日で出かけた。

私の車を島々においてそこから路線バスで上高地に入った。

朝の8時ころだ。すでに河童橋には観光客の姿があった。

第1日は涸沢まで。梓川に沿って奥へと歩く。

9時45分 徳沢。テントがたくさん並んでいた。

横尾には11時到着。25分の昼食休憩。

橋をわたって横尾谷へむかう。

定番の休憩ポイント、本谷橋に12時35分到着。15分の休憩。

涸沢は下部の方まで雪があった。

日当たりのいいテント場は雪が消えていた。

でも小屋の周辺にはたっぷりと残っていて溶かすために水をまいていた。

第2日目

出発前の5時、朝日が当たり始めた涸沢を写真に。

稜線には雲がかかっていたが、夏山らしい朝だ。

前穂高岳は山頂に雲がかかっている。

ザイテングラートも全容が見えている。

雪渓の最上部からいよいよ岩場へ。

岩場を慎重に登っていく。

7時53分、白出のコルに到着。

東を見ると雲の間から浅間山が見えていた。

西には笠ヶ岳。

15分ほど休憩して、いよいよ奥穂高岳へむかう岩場の急登へ。

真下にガスにかすんだ奥穂高岳山荘の赤い屋根が見えている。

危険なのはコルから登り始める最初の部分。そこを過ぎても岩場の連続だが、きもを冷やすようなところはあまりない。

一瞬ガスが腫れて雲ノ平方面の山々が見えたが、またすぐにガスに包まれてしまった。

もうすぐ頂上というころ、前方にガスにおおわれたジャンダルムが姿を見せた。

これも一瞬のことで、その後は姿を見せてくれなかった。

9時15分、山頂に到着。近くに荷をおいて山頂で記念撮影。

ピークの下のやや広い部分で休憩。その後来た道を戻って下山開始。

無事に登頂でき一安心。白出コルにもどってもまだいくぶんガスっぽい。

この日は、このまま下って徳沢ロッジに宿泊。

3日目は、朝、徳沢周辺に咲き乱れる花々を写真に収めてから帰路についた。

すでに12年が経過してしまった。同行した兄は、最近軽い脳梗塞を起こしてしまったが、毎日散歩をして足腰をきたえている。

涼しくなったら軽いハイキングを計画したいと思っている。

 

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