毎日が山のこと

最近の山歩きの記録はもちろん、作ってみた山行プラン、過去の山歩きの記録も順次掲載中です。

大蔵高丸とハマイバ丸(2004年12月6日)

2021-03-08 13:48:54 | 大菩薩とその周辺の山

かなり昔になってしまうが、2004年12月に南大菩薩の大蔵高丸とハマイバ丸を天目温泉を起点に周回したときのことを記録しておく。

車をやまと天目温泉の駐車場にとめて、7:50出発。焼山沢真木林道を歩いて、途中湯ノ沢峠登山口からは山道を歩いて湯ノ沢峠へとあがった。

温泉から湯ノ沢峠までは車で上がれてしまうのだが、ハマイバ丸から米背負峠道をくだってもどるためにテクテクと舗装された道を歩いて登った。

車は通らない。誰にもあわない静かな道だった。

約1時間で湯ノ沢峠登山口。ここからは沢沿いの登山道を使って峠へとむかう。道はゆるやかだし歩きやすい。空も広くて開放感の感じられるいい道だ。

道路の水が凍っている。

沢は勢い良く流れているが、よく見るとあちこち凍ている。このあたりから山道らしい感じになってきた。

湯ノ沢峠の避難小屋。ごらんのようにすぐ近くに駐車スペースがあって車もとまっていた。私もその後妻をともなって大蔵高丸に行った時はここまで車であがった。

そしてそのすぐ上が湯ノ沢峠だ。ここから北に行けば黒岳をへて小金沢連嶺、そして大菩薩へとゆったりとした山々が続いている。

峠からは南アルプスも展望できた。この日は空気が澄み渡って北岳など白根三山や荒川三山など雄大な景色をながめることができた。

大蔵高丸へと登り始めると葉を落としたダケカンバの木々がうつくしい。

そしてその北には黒岳。

樹木の少ない草原なので常に南アルプスを眺めながら歩くことができる。

冬枯れの草原の中をゆっくりと高度をあげていく。実に気持ちがいい。

大蔵高丸が近づくと正面に富士山が姿をあらわした。この日は雲ひとつなく富士山の姿に静けさを感じてしまうほどだった。

11:07大蔵高丸山頂到着。ごらんのように木が少ないので360度の展望が得られる。

次にむかうハマイバ丸との間は起伏の少ない広々とした尾根で、景色を眺めながらのんびりと歩くことができる。しかも正面にはほとんど常に富士山が見えている。

11:43ハマイバ丸到着。破魔射場丸と書く。山で行う雨乞いなどの神事において破魔矢を射た場所という意味のようである。

米背負峠へ向かう途中に天下石という大きな石があった。

天下石から10分あまりで米背負(コメショイ)峠に到着。12:30だ。このまま尾根を南下すれば大谷ヶ丸から滝子山へ続く。

私は予定通り峠から米背負沢にそって天目温泉へと下った。30分あまりで林道終点の登山口に出て、その後を林道を歩いてくだった。

温泉には14:11到着。一風呂浴びて帰ることができた。

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雨の日は山の計画

2021-03-08 09:34:43 | 山日記

今日は妻とスノーシューを目論んでいたのに雨。

3月に入ってぐずつく日が増えた。季節なのだから仕方がないし、雨も降らねば困るのだが。

そんな日は、山の計画づくりをやろう。

奈良倉山は富士山の展望地として有名だが、私はまだ登っていない。土日なら富士急バスで鶴峠から登り、小菅の湯にくだって一風呂浴びて帰ることになるが、平日はバスがない。

大月からなら平日でもバスがあるが、小菅の湯から鶴寝山を経て奈良倉山に登り、また同じコースを下ることになる。往復の道もかなり長くなるのでバスの時刻が14:41では風呂に入るのも忙しい。

ピストンにしないでうまいコース取りはないかと考えていて思いついたのが次のプラン。

小菅の湯から鶴寝山を経て奈良倉山に登る。休憩入れても3時間半くらいだろう。下りは、南にコースを取って佐野峠をへて西原峠から中風呂にくだる。

前半は、登山者の多い人気のコースなので心配はない。後半はぐっと人は少なくなる、というより平日ならほとんど人はいないだろう。

でも奈良倉山から佐野峠までは林道だったらしいので歩きやすいと思われる。

地形図を見ると佐野峠から中風呂にくだる破線道が入っているが、ほとんど使われていないので下れるかは不明。

もう少し南の西原峠からはハイキングコース整備された道を中風呂にくだることができる。

マイカーを小菅の湯においている場合は、中風呂からはバスで小菅の湯に戻ることになる。

バスの時刻は小菅の湯行が14:10、全体で休憩をいれて5時間45分くらいだから、小菅の湯を8時半前に出発すれば周回可能だ。しかもマイカーならゆっくりお風呂にはいって帰ることができる。ブナの新緑のころに実行してみたい。

地図を見ていてもう一つプランができた。

八王子の上恩方を起点に尾根をたどって陣馬山を周回するプランだ。

上恩方には無料駐車場があるので、そこを利用させてもらえる。上恩方から要倉山までは標識等があるかは確認していないが結構歩いている人がいるようだ。

その後も732mピークからはハイキング地図に出ているコースになるし、和田峠から陣馬山、堂所山までは立派な道だ。

堂所山から北高尾山稜コースに入り、関場峠を経て黒ドッケから夕焼け小焼けへと下る。おおよそ6時間のコースになるだろう。

こちらは季節を選ぶ必要はないので近いうちに実行してみたい。

 

 

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