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表題の写真は 登山当日の午後縦走中の爺ヶ岳稜線より仰ぎ見る「鹿島槍ヶ岳」
本シリーズ4回目も
夫婦で登山を初めてまだ間もないころの遠征登山
今回は「北アルプスの鹿島槍ヶ岳」です
実登山日は、2008年9月8日~9月10日 もう5年も前になります。
思い出の登山シリーズ 1でご紹介の「利尻山」と同年の登山で
利尻山で味をしめて病みつきになりそうです。
鹿島槍ヶ岳「赤岩尾根コース」を登りますが・・・
長野県の山岳ガイド「信州百名山」鹿島槍ヶ岳よりダウンロードしました。
下の地図参照
↓ 地図上の黄色いラインが赤岩尾根コースです。
では・・・大まかな予定ですが
1日目
大谷原を出発~西俣出会い~高千穂平~冷乗越を経て「冷池山荘」で一泊
2日目
山荘~布引岳~鹿島槍ヶ岳~引き返して~爺ヶ岳縦走~「種池山荘」で一泊
3日目
「種池山荘」~「扇沢登山口」に下山~宮崎までの移動
1日目
雨の中「大谷原」を AM7時に出発
この「赤岩尾根コース」はアルプス三大ばか登りに匹敵する結構手強いコース
として知られている様です
↓
途中の高千穂平2049mで昼食(雨の中での昼食でした)
登山を始めて間もなかったので、標高2000m以上は初めての経験
↓ (もちろん飛行機以外のお話です)
↓昼食後、しばらく登ると雨がやんできました。(周りがすこし明るくなってきました)
↓その後も厳しい登りが続きます。
12時40分(昼食時間を含め、およそ5時間40分程で)「冷乗越」の稜線に到着
↓
冷乗越から、黒部川を挟んで対岸に立山連峰が望めました
特に目の前の剱岳には一際感動を覚えました。
↓雨が止んでいて本当に良かった
冷乗越から右手には、今夜宿泊予定の「冷池山荘」そしてその奥には
布引岳、目指す鹿島槍はもっと右奥になります。
↓
↓そして「冷池山荘」に到着 今日は早い時刻の到着でしたが
山荘でゆっくりくつろいで過ごしました。
山荘にはたくさんの登山者宿泊者がいましたが
夕食後、天気予報の時刻にはTVの前は大賑わい
明日の雨の予報に皆一様にショックを隠しきれません
2日目
朝起きた時は雨は降ってませんでしたが、朝食後出発の時は雨でした
早朝から(時刻を記録してませんでした)登山開始
先ずは標高2683mの布引岳・山頂へ
↓
鹿島槍ヶ岳は、さらに奥これから標高差206mを登るのみ
雨さえ降ってなければ快適な登山道かな~?
↓
↓ライチョウも姿を見せてくれます
布引岳からおよそ1時間くらい要して
あこがれの鹿島槍ヶ岳頂上2889mです。
雨で何にも見えないのが残念でした。
↓
雨の中単に登っただけの山「鹿島槍」から同じルートを引き返し
昼食の後は、今度は「爺ヶ岳」を目指しました。
↓登山道には「ウラシマツツジ」の赤が随所で見ごたえありました
爺ヶ岳に登り始め頃から雨も上がり、雨合羽を脱ぎました
↓爺ヶ岳中峰2670mの頂きへ
その後南峰頂上を経由して「種池山荘」側に下りましたが
下りの途中から、なんと青空が広がってきました
↓爺ヶ岳稜線をふり返る
↓そして右側の奥には、先ほど登頂した「鹿島槍ヶ岳」の双耳の雄姿
はっきりすっきりみえて感動、その後これからもう一度登りたい気分になりました。
↓目の前には、ガスの中に幻想的な岩峰が浮かぶ「剱岳」
↓そして、後方には
今登ったばかりの爺ヶ岳の素晴らしい景観
この青空、信じられません~なんでもっと早くから晴れてくれなかったものか
2泊目(今日宿泊)の種池山荘(売店)です。
↓
夕食後には見事な夕焼け、
↓ 剱岳の神々しいまでの夕焼けシルエット
3日目
今日も良い天気
↓爺ヶ岳の朝焼け 左側は宿泊している山荘です。
↓そしてはるかかなたには富士山
どこの山からでも富士山が望めるとうれしいものです。
今日はもう山荘から下るのみ
扇沢の登山口に向かいます。
ここから眺めた あこがれの立山、そして剱岳
両山に登ったのは昨年(2,012年9月)
この時、4年後に立山や剱岳に登れるなんて夢にも思ってませんでした。
心に残る懐かしい山旅でした。
それにしても、地図にラインを残せるのですね。(驚―笑)
もっとも最近の携帯には散歩コースを地図上にラインを記録し、距離と歩数から所要時間まで残せるツールがあるようです。
iinaは、新田次郎の「剣岳」を読みながら、富山に住んでましたから生で剣岳を仰ぎ見ていました。
「悪魔の使い」「クジラ岩」「値段交渉」に目がとまりましたか。嬉しiina~。
以前の写真を引っ張り出しながらふり返ると、実際の登山がつい最近の様に思いだされます。
雨合羽を着用して、なおかつ結構しんどいコースを登ったはずなんですが、苦しかった記憶は全くないのが自分でも不思議です。
(やはり若かったのかな?)
iinaさまも富山時代、そして立山に登った事などを思い出す引き金になったと思い、良かったです。
富山時代は、やっぱり山よりお祭りでしたか・・・特に「風の盆」良いですね
動撃集
やっぱり動画は迫力あって笑撃力が一段とアップする様です。
「体操する獅子」と「羽ばたくコンコルド」~ばかばかしくインパクトあり
「迷惑メール受信中」「トレーニング」「アナゴさん」~無条件で笑えました。
ありがとうございました。
アルプス系の懐の深い山々やスケールの大きさは九州では味わえないですね
以来、病みつきになり私たちは年2回くらい遠征登山に出掛けています。
また、よろしくお願いします。