毎日いろいろなことがあります。そのたびに、「あ、これは書いておきたいなぁ」と思うことが浮かびます。とくに通勤の途中など、そんなテーマがいろいろ浮かぶのです。が、あれこれ一日の仕事を終えて夜になり、さて書こうかと思ったとき、それらのテーマはすっかり頭の中から抜けています。「あー何だったけなー」と考えるのですが、さっぱり思い出せません。どうも時間限定で開く記憶箱が頭の中にあるらしいです。
とくに最近は自宅の方でもやること満載なため、頭の中は段取りで一杯一杯。仕事場のほうも水面下での動きがあり、これまた無視できない要素があるため、input情報がわんさかあります。しかもすぐには結論を出せなかったり、判断がつかないことがほとんど。もともと私の得意技でもある「とりあえず泳がせておく」ことにますます磨きがかかっている(?)状況です。私の潜在意識は大変忙しいはずです。一日のうちどこにいるかで、頭の中にしきりがあるようなのです。その場に身をおきますと、記憶が自然に湧いてきて昨日の続きの作業や考えごとが始まります。ほとんど自動的にそうなります。チャンネルが切り替わるような感じです。
今回そんな毎日で困ったことがありました。昼間のうちに連絡しておかなくてはいけない引っ越し関連のことなどがあって、仕事場での空き時間に連絡をしようとしました。最近は何でも「ID」や番号が必要なわけですが、家ではすぐに頭に浮かぶのに仕事場では全く思い出せないのでした(汗)用件を済ませるのにだいぶん冷や汗をかきました。脳内の自動運転回路が沢山できているのかもしれません。活動的に働かせる容量を確保するために、顕在意識に出力する情報を制限しているのでしょう。その場で必要とされる情報しか、自然には出てこないようになっているようです。
しかし逆に、あることに集中することが容易になってきたようにも思います。まったくもって不思議です。