先日の大雨の被害に遭われた皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
例年ですと、穏やかな秋の日々のはずですが、今年は台風が多く落ち着かない秋となっています。台風15号、19号で既に被災した地域にまた大雨、のニュースに接しやり切れない思いです。
メタセコイアの花 (今頃が花の時期なんですね) 都内某所
雨雲のでき方、動き方など、最近の特徴があるのかもしれません。同じようなところを何度も雨雲が通るのには理由があるはずです。
今まで安全であったところがそうでは無くなっている可能性があります。新しい知見と予想の方法で、先手先手の防災が望まれるところです。
送電もそうですが、治水についても考え直す必要があります。ダムからの放水にしても、河川の水位情報にしても、その地点での情報は最終的には下流や氾濫可能域にお住まいの住民の命を守るためです。
その肝腎の最後の情報伝達が伝わらず、住民の方達は「知らなかった」。そしてそれぞれの測定をしていた方達は、測定までが自分たちの仕事で、伝達すべきことをしかるべき部署へ伝えるとされており、それ以上のことは考えたことは無いとのこと。
全体の統轄ができていない、ということが明らかです。最終的に住民の方にどうして頂くのがいいのか。当事者を含めた真剣な議論が必要でしょう。