稲に穂が付き始めたこの季節。少しずつ近づく収穫に、今年の豊作を願っているところだ。
だけど、この時期にはいらんお客さんも近づいてくる。
イノシシだ。
盆前後から、田や休耕田に侵入し、エサを探して地面を掘りまくっている。
イノシシに入られると、稲は倒れ、地面はえぐられ、畦は崩壊する。せっかくこの時期まで育てた稲も、その部分は収穫が期待できなくなってしまう。
この対策として、色々なところで事業で鉄網を張ったり、網ネットを張り巡らせたり、電気柵を張ったりしている。
今年うちの親父が選んだのは、金網の設置。ホームセンターでお買い得の品があったらしい。
猛暑日が続く中、兼業農家である我が家は盆明け、その翌週と2週間がかりで設置。
丸まっている金網を延ばし、2m間隔で支柱を立て、それに網を固定する。田の外周のうち約150mに金網を設置。残りは、出入りを考え、網ネットを設置。
ただでさえ田植え、稲刈り、除草、水回りなど仕事が多い稲作。
せめて獣害対策が省力化できれば、かなり助かるんだけど・・・。