今年も、収穫の時期が来た。
前日に神楽団員の結婚式というめでたい日を迎え、散々飲み上げた翌日。
いっきに現実に戻された。
作業は9時過ぎから。
近代化された農業とはほど遠く、バインダー(稲刈り機)で刈った稲をはぜに掛ける。
2週間くらい天日で乾かした後、稲こぎ、脱穀を行い、新米の完成となる。
「米作りには百の手間がかかる」というらしいけど、人数仕事となるのが稲刈り。
今回は、うちの家族に加え、近所のおじさん、おばさん、僕の従兄弟までが手伝いに来てくれた。こうした作業に顔をあわせ、一緒に汗を流すのもいい機会に思う。

