山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

コンクリートから人へ

2010年12月10日 23時30分00秒 | 雑談

神楽とも、上沼田とも関係ないことですが・・・

昨年の「政権交代」から1年数ヶ月。「コンクリートから人へ」というキーワードで、公共事業から人材育成に大きく税金の使い道を変更した。

個別所得補償(米づくり等への価格補償)で販売農家以外の自己消費+α農家にまで手当を支給する。
こども手当として一度集めた税金を役人の手間(人件費)・振込手数料・郵送料をかけてばらまく。
補正予算と称して、経済成長・経済活動・雇用のために借金だらけの財政にさらに借金をかさねる。

公共事業を削ると、道路や河川整備、農業などの整備が進まなくなる。それどころか、河川や傾斜地等の整備不足は、災害の発生も招きかねない。
また、それで給料をもらい、生活している人も確かにいる。それが減るということは、隣人が減るということ。隣人が減るということは、隣人が買い物をしている店舗の売り上げが減るということ。それは、将来的にその店舗の雇用や存在を左右するんじゃないか?

更に、報道では生涯学習的な支援を行う団体への補助が減らされたことにより、地域づくり行事への支援が減っているとも言っていた。
いろんな見方、側面があるんでしょうが、どのように「人づくり」なのか??

頭のいい人たちが考えることなんでそれなりの考えがあってのことでしょうが、ばらまくのではなく、先に繋がる種を蒔いて欲しいと思います。