山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

玄関からの眺め

2013年06月24日 23時29分35秒 | 深須のできごと

祖母宅の玄関からの景色。
上沼田の一番上に位置し、標高は約470メートルくらいのところにある。

眼下の3枚の田は、今では2枚が荒れ(定期的に草刈りはされている)、1枚が畑として耕作されている。

正面の森、右側の森は、以前はもっと低く、向かいの山や集落がここから見えていたというけど、年々成長を続けた結果、眺めを奪いつつある。
防風の役割があったりで、一概に悪の存在ではないようだ。

左側には、「百尻」の屋号が付いていた家屋(空き家)がある。
沼田100軒目の家だったことから、その名が付いたらしい。1軒5人としても、500人を超える人が沼田に住んでいたことになる。
それが今では、上・下沼田あわせて40人前後。ちょっと寂しい感じ。

この眺めに、色々な物語が詰まっている気がする。

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