祖母宅の玄関からの景色。
上沼田の一番上に位置し、標高は約470メートルくらいのところにある。
眼下の3枚の田は、今では2枚が荒れ(定期的に草刈りはされている)、1枚が畑として耕作されている。
正面の森、右側の森は、以前はもっと低く、向かいの山や集落がここから見えていたというけど、年々成長を続けた結果、眺めを奪いつつある。
防風の役割があったりで、一概に悪の存在ではないようだ。
左側には、「百尻」の屋号が付いていた家屋(空き家)がある。
沼田100軒目の家だったことから、その名が付いたらしい。1軒5人としても、500人を超える人が沼田に住んでいたことになる。
それが今では、上・下沼田あわせて40人前後。ちょっと寂しい感じ。
この眺めに、色々な物語が詰まっている気がする。