山代日記 ~神楽とか、田舎行事とか~

山口県岩国市錦町に伝わる上沼田神楽を中心としたブログ。
広域組織の山代神楽連絡協議会や農作業、田舎行事なども掲載。

山代神楽

2013年09月30日 23時48分10秒 | 山代神楽連絡協議会

美和町の釜ヶ原神楽団では、「頼政」を創作するとのこと。

頼政は、「鵺(ぬえ)」や「鵺退治」とも言われる演目。俗に言うキメラのような化け物が現れたのを、例によって天皇の命を受けた強い人が倒すという物語。

山代神楽では、向峠神楽、山代白羽神楽が演目としている。

まだまだ特訓中、とのことだけど、共演大会までには仕上げてくるだろう。

楽しみです。



一方、上沼田神楽の「天の岩戸」復活も少しずつながら形になりつつある。

地区の古老からは「衣裳見せ」とも言われている演目。
単調な舞ながらも、8人の舞手が様々な衣裳を身にまとい登場。
前半は思金命(おもいかねのみこと)が、他の神々に天照大御神を誘い出すための指示を出す。
後半は、指示を受けた神々が、それぞれの役目をもって天照大御神を誘い出し、めでたしめでたし、となる。

古くは、この岩戸の前に「天の斑駒(ぶちこま)」という演目があり、馬の道具を使い、須佐之男命が暴れる様を表現していたとか。
そして、その馬をどこかのに忘れて帰って以降、舞われることが無くなっているとか。
・・・取りに行けよ!って思うけど、車もない昔のこと。気が乗らなかったのだろう。。。


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