美和町の釜ヶ原神楽団では、「頼政」を創作するとのこと。
頼政は、「鵺(ぬえ)」や「鵺退治」とも言われる演目。俗に言うキメラのような化け物が現れたのを、例によって天皇の命を受けた強い人が倒すという物語。
山代神楽では、向峠神楽、山代白羽神楽が演目としている。
まだまだ特訓中、とのことだけど、共演大会までには仕上げてくるだろう。
楽しみです。
一方、上沼田神楽の「天の岩戸」復活も少しずつながら形になりつつある。
地区の古老からは「衣裳見せ」とも言われている演目。
単調な舞ながらも、8人の舞手が様々な衣裳を身にまとい登場。
前半は思金命(おもいかねのみこと)が、他の神々に天照大御神を誘い出すための指示を出す。
後半は、指示を受けた神々が、それぞれの役目をもって天照大御神を誘い出し、めでたしめでたし、となる。
古くは、この岩戸の前に「天の斑駒(ぶちこま)」という演目があり、馬の道具を使い、須佐之男命が暴れる様を表現していたとか。
そして、その馬をどこかのに忘れて帰って以降、舞われることが無くなっているとか。
・・・取りに行けよ!って思うけど、車もない昔のこと。気が乗らなかったのだろう。。。