上沼田神楽保存会の本拠地にある「神沼田神社」。
もともと地区に複数あった神社、神様を昭和54年頃に合祀したもので、もともと多賀神社があったため、今でも「多賀さん」と呼ばれている。
毎年11月1~2日が祭りだったが、平日では舞手や出身者が帰りにくく、祭り自体の運営も難しいため、数年前に11月2~3日の開催に変更となった。
と、いうわけで、毎年11月2日の晩に、神楽を舞う。
地元の祭りだけに、日頃親しくしている友人を家にお招きし、宴会をするのが慣わし。
そして、酔いあげた上で神社に向かい、記憶を失いつつ舞うのが慣わし。
去年に至っては、途中からトラックの運転席でエンジンをかけ、暖房をつけながら神楽の終わりまで爆睡していた程だ。
今年は成長し、最後まで舞台に立っていることができた。
昔は観客も衣裳を着て参加したりしていたらしいが、近年は地区の高齢化もあり、人手も少なくなりつつあった。
今年は、神楽以上に注目を集めていた酔っ払いとその子ども達、帰省者などもあり、そこそこの方に楽しんでいただけたかなーと感じた。
しかし、今年は温い。
いつもなら寒くて寒くて、笛を吹く手なんかは固まるくらいの気候だが、今年は防寒着が無くてもいいくらいだ。
それでも舞えば汗をかく。
そして、酒を飲む。飲む。
プラマイゼロ。むしろマ~イだ!
↓我が家にて、何かに集中する子ども達。