未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

大間原発の工事再開、やめさせよう!

2012-10-03 10:50:22 | 震災・原発
 東日本大震災後建設工事が中断している大間原発(青森県大間町)の工事再開を、電源開発(Jパワー)が1日表明したことに対し、大きな反対運動が起こっています。
 当たり前です。原発は事故が起ころうが起こらまいがたいへん危険なもので、その被害がとてつもなく広い範囲に、しかも後世にまで及ぶことがわかっているですから。
 それでも原発にしがみつく人々。怒りを通り越して呆れるし、悲しすぎます。自分たちだってその危ない環境の中で暮らしていかなくてはならないのに。

 対岸の函館では、様々な団体が共同で「建設断念を強く求めるアピール」を発表し、首相、経済産業相、電源開発に送付しました。アピールでは、「商業用では世界で初めてMOX燃料を使用する、きわめて危険性の高い原発」と指摘しています。


 地元も地元、大間原発の敷地に張りめぐらされた高いフェンスの中の「あさこはうす」でも原発反対の運動が繰り広げられています。「あさこはうす」の存在は以前から知っていましたが、そのログハウスを建てられた経緯や、今そこがどんな状況にあるのかが、先週号(9/27付)の「新婦人しんぶん」に詳しく掲載されていたのでご紹介します。

 原発の建設に反対する熊谷あさ子さん(享年68歳)が、周りの土地がどんどん売られていく中、「自分がここを守れば原発は立たない。」との思いで頑張ってこられたそうです。もとは畑だったところに、強制収容を心配して家を建てて住むことを決意され、圧力を心配した大工さんに断られたため娘の厚子さんとログハウスを建てられたとのこと。
 あさ子さんは残念なことに引っ越しを間近にして亡くなられ、今は厚子さんが「母の思いを叶える場にしたい。」と、娘さんや支援者のみなさんたちと活動されているそうです。

 そこで、遠くにいる私たちができる支援が「あさこはうす」に郵便を出すことです。「あさこはうす」の周りは電源開発の土地ですから、はうすに通じる細い砂利道はいつ閉鎖されるかわからず、毎日郵便屋さんや宅配業者さんなんかが通って使い続けることが必要なのです。
 私も早速ハガキを出しました。「じゃあ私も。」と思ってくださったみなさん、あて先は下記のとおりです。ご協力よろしくお願いします。

 〒039-4601 青森県下北郡大間町字小奥戸396 あさこはうす