未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

住民のくらしによりそって

2012-12-06 10:19:34 | 泉佐野市政
泉佐野市内にアパートをお持ちで過年度の固定資産税の滞納分を支払っておられる方から、「毎月の返済額を増やすように言われたけれど、そんなに返せないのでどうしたらいいか。」というご相談があり、昨日ご本人さんと担当職員さんとの「相談」の場に同席させていただきました。
 職員さんからは法律で定められているルールの説明があり、そのとおりの運用であれば多額の返済が必要なのですが、不可能な金額は返したくても返せないのが事実です。生活を脅かすような返済を強要できるはずもなく、実際これまでもかなりの猶予が行われているので、「法律」に書いてあるからと何でもかんでも強行されているわけではないということもわかりました。
 今回は、相談者の方が「返済する強い意志」をお持ちで、可能な限りでの返済額の増額を申し出られ、結果的にその条件が受け入れられました。ほんとうによかったです。

 それにしても、「法律にこう決められているから。」と言われると「実情を見てほしい。」という気持ちから反発を感じながらも、「最悪の事態=強制執行」を思い浮かべて精神的に参りますよね。「法律」はあくまで「人が作って人が使うもの」。市民のくらしを守るために、どう生かすかが大切なのだとあらためて実感できる経験になりました。
 相談者の気持ちを受け止めて柔軟な対応をしてくださった職員さんに感謝です。