未来社会を夢見る山下ゆみのブログ

アラ還真っ只中の暮らしと関心ごとを綴っています。最近の日本、おかしなことが多すぎる!と行動に。

沖縄慰霊の日、ビキニ被ばくの映画を観ました

2013-06-24 11:19:10 | 映画・演劇・コンサート
 きのう6月23日は沖縄慰霊の日。今朝の新聞で、摩文仁の平和祈念公園で行われた「沖縄全戦没者追悼式典」の記事を見て、今年就職した娘が高校2年生の時に生協のツアーで一緒に「平和祈念公園」に行ったことを思い出しました。
 「平和の礎」に刻まれた何万もの人々の名前に、それらお一人お一人にかけがえのない人生があったことを想い、その無念さを感じずにはいられませんでした。
 戦争は絶対にしてはいけません。

 昨日は、貝塚市のコスモスシアターで映画「放射線を浴びた『X年後』」の上映会に参加しました。大阪母親大会連絡会泉南ブロックで、先に鑑賞された方の「この事実はもっと多くの人に知ってもらわなければ!」との強い想いから取り組まれたものです。
 
 1954年3月1日にビキニ環礁で行われたアメリカ軍の水爆実験で被ばくした「第五福龍丸」のことは有名ですが、その後も立て続けに行われた一連の核実験で、多数の漁船の乗組員が被ばくし、日本の国土をすっぽり覆うほど放射能は拡散していたのです。
 被ばくした乗組員の多くが、その後癌を発症するなどしてすでにほとんど亡くなっています。なぜ彼らは、何の賠償もされずに犠牲にならなければならなかったのか。その事実を27年以上にわたって調査し続けてこられた、元高校教師の足取りと、たどり着いた「機密文書」で明らかになった「200万ドルと引き換えに、被ばくした人もマグロも何も関係なかったことにされた」という驚くべき事実。
 
 国の政治はもちろんですが、社会が変わらなければ、との思いも強くしました。

 さて、一夜明けて「東京都議選」の結果。日本共産党は現職の8議席を含め9選挙区で議席を奪還し、17議席で第3党になりました。
 ニュースでは、自民・公明の候補者が全員当選したことは「安倍政権」への評価だと言っています。
 まだまだがんばらなあきません。