風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

健康寿命

2006年06月01日 | からだ、健康




今日は、昨日の血液検査の結果を聞きに病院へ行った。
血圧測定後、中待合室でぼんやり長椅子に腰掛けて目の前の掲示板を見ていたら
『健康寿命』という文字が目に入った。

ただ長生きするのではなく、痴呆や寝たきりにならずに健康で過ごす時間を
少しでも長く出来るように気をつけよう、、という内容のポスターだった。

誰しも、好き好んで病気になったりする訳ではない。
不摂生なつもりはないが、やはり歳を重ねると若いときのような無理や誤魔化しは
利かないのだと痛感する。
物でも道具でも、長く使ったものは思いがけない場所がいつポキッと行くかわらない。
健やかで毎日を送りたいのは、誰しも同じはず。
用心しながら、労わりながら、大事に使っていく事が秘訣なのだろうな。。。


「もしかして、Yさん?」
ふと声をかけられて目をあげたら、昔同じ職場にいたKさんが立っていた。
その職場に、6年前までいたという。
「年金が出る歳になったので、辞めたのよ。」
「今は、毎日遊んでるんだぁ」
私がその職場を去って20年近く、当時の面影のまま優しい笑顔のKさん。
病院での再会なのに、歳は召されたがとてもお元気そうで安堵した。

私も、Kさんと同じような歳まで健やかに長生きできるだろうか、、。
夕焼け雲の色のような、穏やかな晩年を過ごしたいものだ。

コメント (2)
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