風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

命の期限

2006年10月06日 | からだ、健康

昨日は、告別式に参列してきた。
18年前、私を今の職場に採用してくださった方が亡くなられたのだ。

稲刈りの安堵から、身も心も軽い気持ちで出勤した月曜の朝、突然の訃報に愕然とした。
体調を崩されているとは漏れ聞いていたが、まさか亡くなるほどとは、、。
告別式の間中、御遺影を見つめながらご指導いただいた8年間を思い出していた。

誰でもがいつかは死を迎える。
病気なのか事故なのか、そしてその時期さえもじつは初めから決められて生まれてきて
いるのかもしれない。
命の期限を知ったら、きっと誰でも平常心を欠きうろたえるのではないだろうか。
誰でも、健やかに長生きをしたい、出来るものだと心の底では信じている。


お孫さんが弔辞で読まれていた。
「口下手な祖父だったが、最近の口癖は『ありがとう』だった。」と。
誰でもが宿命として背負ってきている命、命の期限がわからないからこそ、日々感謝して
毎日を過ごさなければならないのかもしれない。
コメント (2)
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