ポジャギアートYangja-pang

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鶏つながり?

2005-03-10 11:16:13 | ノンジャンル


イースターが近づくこの時期、いつも気になるのが
ウクライナ地方のイースターエッグ「ピサンキ」です。
卵をさまざまな色の染料に漬けては、
蜜蝋で模様を描いていき、
最後にろうそくの火で蜜蝋を溶かすという方法。
おっそろしく手間と時間がかかります。
だいたい卵の上に
こんなに正確な幾何学的な模様を描くなんて……

上の画像は、Ukeainan Egg Cessoriesというサイトのもの。
素晴らしいでしょう?
フリーダウンロードとある以上、使ってもいいのだろうと
勝手に解釈してご紹介しちゃいました。
このサイトも見応えありますので、ぜひご覧下さい。
http://www.ukrainianegg.com/

卵の工芸は他にもいろいろあるし、
金銀宝石に彩られたロマノフ王朝のイースターエッグも有名です。
(現在はフォーブスのコレクションになってるとか)
でも私が一番好きなのは、やはりピサンキ。

その素朴かつ圧倒的な美しさに魅せられて、
いつか作ってみたいと思ってはいるのですが
なかなか手が出ません。
日本でも教えてる人がいることはいるのだけれど。
さて……



Cocktails for you

2005-03-09 19:12:38 | ノンジャンル
仕事を通じて知り合ったお店からいただいた年賀状のなかに、
酉年にちなんだ素敵なカードがありました。
なんで今ごろ年賀状? と思われるでしょうが
実はズボラな私メが、つい最近になるまで
仕事先のメールボックスに入っていたのに
気づかなかったのです。



お店の名前は南青山の「2nd Radio」
ここはアンティークの素晴らしいグラスで
カクテルを出してくれます。
値段のつけようもないグラスがたくさんあって
行く度に目の保養をさせていただいてました。
中でもひときわ目をひくのが、
雄鶏を描いたこの英国製のグラス。
1925年頃のものだそうです。
写真が暗くてみえにくいのが残念ですが、
実物は細かいエナメル絵付け。
渋い、いい色合いです。

カクテル(Cocktail)を訳せば「雄鶏の尾」
さて、このグラスに似合う飲みものは何かな?


変身!

2005-03-08 21:34:33 | ポジャギ2005
前回ティーカップの下に敷いていた
ミョンジュのミカンちゃんを使って
簡易眼鏡ケースを作ってみました。



反対側はこちら



例によって厚紙芯を使用。
今回はまだ試行錯誤段階なので、接着芯を使いましたが
表側はともかく今後の課題は内側ですね。
底の部分は型紙段階で凸を作っておいて
本体を折ってから縫い付けてあります。
脇はサトゥキ。
さて、残るミカンちゃんは何に化けるか?



器の中の奇妙な東洋人 その1

2005-03-06 23:54:48 | ノンジャンル

私メのささやかなコレクションの1つに、
奇妙な東洋人が描かれた西洋皿があります。

もともと中国や日本からの貴重な輸出品だった磁器。
西洋では「柿右衛門写し」に見られるように、
オリエンタルな図柄を真似た
不思議な雰囲気の磁器が作られていました。
マイセンの絵付師だったヘロルトなども
その代表的な作家ですね。

一歩間違えると悪趣味ともいえる東洋趣味的西洋皿の、
それも人物が描かれているもの。
私メはなぜかそれが大好きで、
骨董市でもほとんどそればかり探しているのですが、
現在ではそういった磁器は非常な高値になっていて
市場にもあまり出てこないし、
出たとしても、とてもじゃないけど手が出ません。
世の中、物好きが多いのね。

でも、19世紀ジャポニズムの影響をうけた
イギリスやフランスの磁器の中には、
時々、私メにも手の届くものがあります。
その一つが上の写真。
1900~20年のハビランドリモージュだそうな。

敷いてあるポジャギは
例によってミョンジュのミカンちゃん。
四角繋ぎのバリエーションを4枚繋げる予定だったのですが、
そのうちの一つが早々と袱紗に化けちまったので
残りは寂しく出番を待っているというわけ。
黒っぽくみえる色は、濃い臙脂または紺です。






Pink Pink Pink !

2005-03-05 12:48:24 | ポジャギ2005
「やっぱアンタ、野球ネタはおもろないデ」という
関西方面からのダメ出し!
で、急遽ネタを探したんですが、
そうそう新しいものはないよね。
でもまあ、「球春」の到来を期して
いかにも春っぽいお作をひとつ……



ポジャギを作り始めた、本当に最初の頃のもの。
針目はすんげ~ことになっていますが
デザインや配色にはパワーが感じられて
自分でも好きな作品です。

まだスッコサやタンがそう簡単には手に入らなかったため
きものリサイクル屋で売ってた「替え衿」を買占め、
縫いにくさにもメゲず、一気に作りました。
ポジャギといえば、
まだ金賢姫先生の本しか出ていなかった時のものだけに、
その影響の大きさも窺えます。