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Minority report

2006-03-04 10:43:11 | 金属工作技法“metal working technique”

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昨日は会社帰りにお仲間と一杯! 安酒を飲みながらワイワイと模型談義に花を咲かせると言う健全(?)な大人の飲み会でございました。いや~しかし会社の帰りに飲みに行くなんて何年振りでしょう?!自動車通勤になって以来ですからかれこれ5~6年振りですね!電車痛勤は辛いですがこういう楽しみがあるって満更すてたもんでもありません。

・・・というわけで、昨日話題になった幌やシート、旗なんかの素材についてのレポートです。"ティッシュや鉛板に代わる素材は無いかいな?"ということで0.05mm(0.5mmではありません)の箔ではどうかいな?と試してみました。

では左の写真から・・・① まずは焼なましですが、とりあえずガスコンロで比較的長めに焼いても溶けずに済みました。ただ厚みが無いので急に火元から離すと逆に焼きが入りますので、ゆっくりと色の変化を見ながら火元から遠ざける必要があります。 ②左から順に焼きなましていない物、焼きなましたままのもの、焼きなまして表面を磨いた物の写真。真ん中の物の表面にご注目!厚みのあるものを焼いた時にも少し表れますが、一旦熱で膨張した金属が冷めて収縮する際に表面にちりめん皺が顕著に入ります。これはこれでカウ・ハイドのような革っぽい質感でシートに張ったりするには面白そうですが布地の表現には向きませんねえ。で、#600のペーパーをかけて表面を均したのが右の0写真です。いずれにせよ、無加工のものに比べると見るからに柔らかそうにはなってます。 ③で皺を付けてみました。無加工はやっぱりダメダメですね。真ん中のはなるべく細かい皺が入るよう曲げるというより親指と人差し指で挟み込むように押さえてみました。右はケガキ針の柄に押さえつけるように大きく波打たせたものです。旗にするには悪くはないかな? ④皺のアップですが横においた兵隊さんからするとやっぱり1/1ですねえ。1/35の皺は難しい!

で、結論ですが・・・。このあと立体物に被せたりしてみましたけど、やっぱり使用感は硬い感じ。風にたなびく旗を作ったりする分には変形しにくくて良いでしょうが、幌なんかにはちょっと厳しいです。やはり少々高価でも鉛板のほうが使いやすい感じですね・・・ということで本日の超マイナーなレポートの結びとさせて頂きます。御清聴ありがとうございました。(ちゃんちゃん!)


これはイケてるかも!

2005-09-04 11:05:47 | 金属工作技法“metal working technique”

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さて久し振りに模型を作ろう!と意気込んで作業机に座ってみると・・・道具が錆びて真赤になっておりました。台風の接近なんかで湿度が高かったから仕方ないんですが、このままでは手も模型も錆びだらけになってしまいますので模型に入る前に錆び落し。大体きれいになった所でふと思い立って黒染めしてみました。結果はご覧の通り、マッハ模型の真ちゅう・銅用を使いましたが漬け込む時間も不要なほど一瞬で真っ黒に染まってくれましたよ!あまりにも簡単・きれいに染まったので、コート剤で処理して極薄く機械油を引いて記念撮影してみました。これで赤錆が浮いてこなければ儲けものですね。