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おかげで長年のモヤモヤが・・・

2009-06-17 08:58:50 | Jagd Tiger Sdkfz 186

一応本日も本に関する日記ではございますが懐かし本ネタではなくて、昨日3日遅れで購入して参りました今月のAM誌から・・・・。

さてさて今月も全般的に読み応え十分な内容(だと思う・・・だってまだ全部読んでないんですもん)でございますが、パラパラとページをめくっておりまして工作派(?)の私の目に真っ先に飛び込んでまいりましたのは高石さんの超級技術指南・・・今月は斉藤さんが作ってた狩虎を引き継いで防楯と砲身のディティール・アップをされておられまして、昨年末トラベル・クランプを弄ってた身と致しましては興味深く拝見させて頂いたのでありますが・・・・防楯の工作は私が作ってる車輌とは異なりますので置いておくとして、“おお!やっぱり!!”と思わず膝を叩きましたのが防楯の先端と砲身のテーパー部分の位置関係に関する記述であります。

いえね、私がドラゴンの狩虎を弄り始めたのはもう何年も前のことでございますゆえ挽き物砲身の選択肢は今ほど多くは無く、とりあえずルビオのものを買い求め組み始めたのでありますが・・・取り付け基部の太さや、テーパーがつき始める位置からの砲身の長さはキットと同じなのに、キットに合わせて仮組みしてみるとテーパーと防楯先端に変に隙間が開いちゃう・・・(^^; 

こりゃルビオの砲身自体がキットに比べ若干細身だからテーパーのつき具合が違うために隙間でできるのかと、切取ったキットの砲身と比べてみたのですがテーパー部分の防楯先端に当たる部分の太さはほぼ同じ・・・・で、どうしたものかと思案した挙句、砲身長には目をつぶって取り付け基部を延長し隙間が実車写真に合うように取り付けてしまったんですけれども、やはり目をつぶった砲身長の事がず~っと気になって気になって夜も眠れない(←大袈裟な・・・w)ってな具合で結局製作自体を中断してしまったっていう経緯があったりするんでございますが、高石さんの記事によりますと・・・・やっぱりドラゴンのキットは砲身がいくぶん後座した位置関係になってたんでございますね!

ドラゴンの狩虎は高田さんの設計監修で、発売当時は最も正確に再現されたキットっていう評判(尤も砲が後座してるからって不正確って事ではありません)でしたから、まさか後座した状態で設計されてるなんて夢にも思わず、寸法が破綻してしまった(かも知れない)のを認めるのが怖くて、せっかくイェンツ氏の手になる断面図まで手許に持ってるのに図面と照合せず悶々としておったのでありますが、こんな事ならサッサと寸法を当たりなおしときゃ良かったですな!(^^; まま、ともあれ高石さんのおかげで長年のモヤモヤが晴れましてスッキリいたしましたですよ。今夜は久し振りに狩虎ちゃんを弄ってみましょうかねえ。v(^^)

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305010号車の迷彩

2008-10-20 08:38:31 | Jagd Tiger Sdkfz 186

Img001_2

とりあえず昨日までの工程で狩虎305010号車の製作は一時中断・・・今週末からは本命のSdkfz4/1の製作に戻るつもりなのですが、本日は最期に迷彩色だけちょいと考えてみようと思い立った次第・・・・まま、ほとんど塗装したことが無い私めが色の考察をするって言うのは誠にもって僭越ではございますが・・・・w。

さて冒頭の写真はサブロージエ橋頭堡付近で撮影された第653重駆逐戦車大隊 第3中隊のフェルディナンド・・・・エレファントに改修される直前の姿でございますが赤丸で囲ったこの↓部分にご注目あれ。

Img001kakou 皆さまご存知の通り、この部分はロールアウト時からゲペックカステンが取り付けられておりまして、色んなコメントが書きなぐられた最終生産車(サイバー白箱でキット化された車輌ですね)から見ても、ゲペックカステンを外した跡はレッドプライマーすら塗られていなかったと考えられるわけでございますね。で、何らかの理由(戦闘で壊れたのか、壊れる前に外したのか)でゲペックカステンを取り外した後、現地整備中隊によって錆び止めを兼ねてか外された部分に塗装が施されておりまして、この砲以外にも如何にもやっつけ仕事で適当に塗られたこのような例は多々みられるわけでございますが・・・・ダークイエローと思しき塗装(他の色を塗って敢えて目立つ様にするとは考え難いですから・・・)の明度にご注目。もともと工場で塗装されたダークイエローに比べ明らかに明るい色目で塗装されているのが見て取れると思います。これはもちろん戦闘によって汚れくすんだ当初の塗装と新たに塗られた色の違いもあるでしょうが、支給された塗料の希釈度合い(独軍の塗料は水でも石油でも希釈できたそうでありますから・・・)によってこのような明度の差が出たのではないか(迷彩色のダークグリーンやレッドブラウンでは車輌ごとの明度の差は顕著ですね)と思われるのでございますよ。

Img_6545kakou で、問題の狩虎305010号車の写真を見てみますと・・・・ニーベルンゲン・ヴェルケでダークイエロー単色で塗装され、配備後すぐに整備中隊によって迷彩色塗装が施されて間もない(ボッシュライトのAの文字から明らかなように、この車輌は訓練中隊所属ですから、大隊本部が受領後に戦闘地域に送られた後の写真ではない・・・・で、まだ鉄道輸送用履帯が交換されていないと言うことは迷彩色塗装がされて間もないと考えられるわけでございますな)状態の砲でございますが・・・。

ダークグリーン、レッドブラウンを塗装後にオーバースプレーされた赤丸部分のこの明るい色、果たして何色なのかと話題に上りますが、冒頭のフェルディナンドのダークイエローとよく似た明度差が見られるのでありますよ。で、青丸部分をみてみると明度の差はあるものの当初塗装されたダークイエローと色調の差は・・・・・どうも無さそうに思うのでありますが如何でしょうか? 

確かに大戦初期は別としてドイツ車輌では空軍色であれ海軍色であれ露軍色であれ伊軍色であれ、手に入る塗料なら何色が塗られていようが全く不思議は無いとは言うものの、記録からみましても独立重戦車大隊ほどでは無いにせよ、新兵器を優先的に回される立場の独軍の虎の子部隊であった事は明らかで、他部隊に比べると補給もしっかりされておりますから、正規の配給色以外の塗料を敢えて徴用して使用したとは・・・・私には・・・・考えられないのでございますよ。(^_^;)

・・・って事でこの車輌の迷彩は、整備中隊が頑張って迷彩を施したもののグリーンかブラウン(ブラウンなら季節的に妥当でしょうから、きっとグリーンでしょう)の面積が広くなりすぎて、逆に迷彩効果が???ってな事で、ダークイエローをオーバースプレーしてごまかしたのでは無いかな?などと妄想してみた次第・・・・まま、事実は実物を見た人にしか解かりませんけど・・・・・ね!(爆)

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こんなん出来ましたけど・・・w

2008-10-19 18:34:17 | Jagd Tiger Sdkfz 186

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アドラーズネストのキャッスルナットLLサイズが手元にないので100%とは言えませんが・・・回転軸とクランプ固定軸を除きトラベリング・ロックの完成であります。v(^ ^)

Img_6617 本日の工作は、車体へのU型取り付け金具とハンドルの追加、砲固定パーツの組み込みとヒンジ部のディティール・アップってことで、先週末とは見た目は大して変化はありませんが結構時間は掛かっておるのでありますよ。(^_^;) で、さっそく“ひっつき虫”を使って車体に仮組してみましたのが冒頭の写真とこちら↓・・・・

Img_6613_2 先週の写真を見て頂けばお解かりのように、サイズ的にはドラゴンのパーツに完全準拠しておりまして、冒頭の写真の通り砲固定パーツの輪っかの大きさもボッシュライトがバッチリ納まる様になっておるのでありますが・・・・古いルビオの砲身にはいささか輪っかが大き過ぎますようで・・・・(^_^;) ザウコプフに穴径に太さが合うようプラペーパーを巻きつけ、砲の長さが合うように取り付け基部まで調整しつつ苦労して換装した砲身ではありますが元に戻した方が・・・・良さそうかも・・・・で、ありますな!

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小ネタですが・・・w

2008-10-18 20:07:34 | Jagd Tiger Sdkfz 186

Img_6587

先週末とりあえず9割がた仕上げた(つもりだった?)トラベリングロックですが、これは流石に放っておくわけには行きますまい・・・w。

砲固定部分のパーツは基本的にドラゴンのキットの寸法に合わせて削り込んで仕上げたのですが・・・実はヒンジ部分のクリアランスが御覧の通りクリアランスって言うのを通り越した状態だったのでございますね! で、どうせ車体への取り付けパーツ用にまたぞろ0.8mm×2.5mmの帯板を切り出すことですし、先週途中写真のデータを飛ばしちまってますし、修正するより一から作った方が早いですし、今日は家内孝行でUSJに出かけて時間も無いことですし・・・と、“ですし”×4と言い訳も整いましたので潔く一から作り直すことにいたしました。(爆) 

・・・って事で作り直すのならネタにするためってわけじゃないですが、折角ですから真鍮パイプを使ったヒンジ部分の製作方法をご紹介しておきましょうかね!(笑)

Img_6584 Img_6589

まずは真鍮パイプが正確な位置に付く様、アールのついた切り欠きを加工しておきます・・・って言っても大した工程ではなくて、目立てヤスリでアールの頂点に軽く当たりをつけておいて1mm真鍮パイプを取り付けますので1.2mmの針ヤスリで削り込むだけ・・・・w。

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で、アールの付いた切り欠きが出来たら、ちゃんと直交するようにパイプを固定してハンダ付けし、目立てヤスリで当たりをつけておいて、組み合わさる相手側とすり合わせながら不要部分を平ヤスリで削って仕上げます。

Img_6608 でもって、仕上がったパーツを組み合わせてみました。 こんな事なら最初から現物合わせにした方が良かったかも・・・ですね。(泣)

さて、明日は車体への取り付けパーツを仕上げるつもり・・・車体に組み込んだ状態を御紹介出来れば良いのですが・・・・。

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狩虎速報?!

2008-10-17 11:09:35 | Jagd Tiger Sdkfz 186

全日本模型ホビーショーの一般公開に先立ち業者招待日が昨日より始まりまして、一足お先にご覧になった方から待望の写真が各所で公開されて、ようやくタミヤの新製品Jagd Tigerの姿が見えてまいりましたね!

で、気になるサスペンションは私の予想通りヘンシェルタイプ・・・・ホッと胸をなでおろしましましたが、残念な思いをされてる方もいらっしゃることでございましょう。 まあポルシェサスはバリエーション展開をお待ち頂くといたしまして、特筆すべきは砲の駐退機構が再現されておる点で、排莢時の後座状態にも出来ちゃう!!可動好きの私めにとっては、何とも嬉しいギミックが組み込まれておるのでございますねえ。v(^ ^) それにドラゴンではやり過ぎ感が強かった防盾の鋳造表現も、写真を見る限りタミヤらしい上品な仕上げで好感が持てまするよ。

タミヤのHPでは来月までの発売予定に入っておりませんので、12月以降の発売になるのかな?まま、いつになるにせよ待ち遠しいことでございます。しかし何ですな、明日からのお休みはSdkfz4/1のインテリアを再開しようと思っていたんですけど狩虎熱が・・・・w。やっぱり先にトラベリングロックをやっつけちゃおうかな~!(笑)

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