また例によって例のごとく、知らない人にはサッパリワケのわからんお題でございますが・・・(^^;
AN-Jというのは第二次大戦後期の米国陸海軍の規格標準化に伴い、陸海軍の共同開発によって生み出されたフライト・ジャケットの規格でございまして、ライトゾーン用が海軍のG-1ジャケットに陸軍のA-2ジャケットの襟をつけたようなAN-J-3、.ヘビーゾーン用が海軍のM-445ジャケットを基に開発されたお題のAN-J-4(AN-6553と表記される場合もあります)なんでありますが、AN-J-4は何しろ採用が1943年の7月で終戦後は安価でより活動的な布製ジャケットに取って変わられたために、1934年の採用からAN-J-4が採用された後も使い続けられてきたB-3ジャケットほどは一般に知られていないんでありますけれど、かのウィリアム・ホールデン主演の傑作映画“第十七捕虜収容所”では準主役級が着用して・・・・・とっとっと!またまた本題とはあまり関係ない無駄話を長々と・・・・(^^;
いえね、先週の事なんでありますが、気分転換にと昼休みにヤフオクを見るとはなしに見ておりますと非常に程度の良いイーストマン社製のAN-J-4が超安値で出品されておりまして、ついついポチっと・・・(^^; で、この週末届きましたのがこちら・・・・
届いてから取り敢えずペッカード・オイルを塗りこみまして一晩置いた状態でございますが、短時間数回着用しただけって言うだけあって実に良い状態でございましょ?シャーリングの汚れはおろかコーティングの痛みも全くなく、バージン買ってきて試着しただけって言っても通るぐらいのコンディションでございます。v(^^)
で、着心地はと申しますと、気密性が増した爆撃機に対応して、写真の通りB-3より短くB-6と同じ長さ(高さ?)に刈り込まれたシャーリングと、脇に設けられたホースハイドのアクションプリーツで非常に動きやすく、官製の新品のG-1を着るのとほとんど変わらないんじゃないかなと・・・いやはや早くこれを着れる季節が来ないかな~なんて思ったりなんかしたりするんですが、基本的にヘビーゾーン用ではデザインが一番大好きなB-3にネームタグまで付けたばかりなのに、着れる休日は増えるわけもなく身体は一つに服は二つ・・・・嬉しい悩みではありますが・・・・要らんもん買うてしもたんやろか?(爆←オイオイ!)
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