ある方から“熱いのが苦手でハンダ付けはちょっと怖い・・・”というお話を伺いましたので、本日はトラウマ克服のための便利グッズをご紹介。友人のピエール@楽さんに教えてもらって使い始めたものなのですが、ケプラー繊維使用(・・・ってパッケージに書いてありましたが、ケプラーって強いのは知ってましたが耐熱なのか?!アラミドとかっていうのならピンとくるんですが)のその名も“耐熱フィンガー”!・・・なんだか小林サッカーやカンフー・ハッスルに出てきそうなネーミングですがそれはさておき・・・左が約1年使用中のもので右が未使用のものです。普通の男性には最初ちょっときつい目のサイズ(特に親指、中指は装着するのにちょっと苦労するかも・・・)ですが徐々に体に馴染んで伸びてきますし、ステンドグラスなどを趣味にしている御婦人方にも使える(・・・と思う)ユニセックス仕様と言っても良いかもしれません。 片手用五つセットで1300円ほど、一度に5本全部装着することはまずありませんし、負荷がかかるのは親指と人差し指に装着するものぐらいでそれとて一年使っても何ともありませんから・・・大して高価なツール(?)ではありませんね。
・・・で、どんなときに有効かといいますと、例えばこんな感じでパーツを組み合わせてハンダ付けしたいとき。ハンダ付けの台の上にひっつき虫で固定できなくはないけどパーツが大きくて不安定になりがちな時や角度の合わせが微妙な時など抜群の効果を発揮します。これを使う以前はこういうパターンの時、軍手を嵌めてハンダ付けしてましたが、最近の軍手は化繊混紡のものが多くて、ちょっと油断して長くハンダ付けをしてるとすぐに焦げて穴があいて火傷はするは、化繊が熱で溶けてパーツに貼り付くは、夏場は蒸れて手首に汗疹ができるは(←何時間やってんねん!)とろくな事がなかったのですが、そんな悩みはすっきり解消いたしました!
で、最も気になる部分。どのぐらいの熱さなら大丈夫なのか?というのを解り易く見ていただくためにあえてこんなお馬鹿をやってみました。どんな熱さか実感したくても素手でやっちゃいけませんよ!きっと皮膚が焦げて煙が出ます。(笑) ピント合わせに手間取って結構長い間この状態で真ちゅう線を持ってましたが全く温度は伝わってきませんでした。(実はこの写真撮影に成功する前に時間がかかりすぎて途中から真ちゅう線が溶け落ちたのがあったんですが、それでも熱くはありませんでした。ガスコンロに炙られて顔の方が暑かったぐらい・・・笑) 実際には1cm足らずの小さいパーツのハンダ付けに長々と手間取ったり、なかなか温まりにくい分厚くて大きなパーツをハンダ付けするときなどは少し熱さを感じたりしますが、普通にエッチングパーツをハンダ付けするレベルならばまず大丈夫でしょう。何より手に熱さを感じないのでハンダ付け直後のパーツの温度に気付かず、そのままカッターマットの上に置いてしまってマットが溶けた・・・なんていう失敗を何度もしてるくらいですから・・・。(笑)
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