前回の更新が6/5ですから5か月近くも放置していたことになりますが、とりあえず生きておりますのでご安心を・・・いえね、ネタが無かったワケじゃないんですけど、東北地方、中でも福島県が仕事の担当地区なだけに、心の奥底で先の震災やら原発事故を引きずってたり致しまして・・・・以前の様に能天気に馬鹿話を書く気が起こらなかったってえのが原因だったりするんでありますよ。(^^; まあ幸いなことに夏前には全てのお客さまの無事も確認でき、風評被害は別として直接的に大きな被害に遭われた方もいらっしゃらなかったんでありますが・・・本来なら毎年4月末~5月初旬には出張で福島に出かけていたのが、時期を逸してしまって未だに一度も行けていないせいなのか、気持ちの区切りというか踏ん切りがつかない宙ぶらりんのまんま、変なトラウマを抱えちゃってる状態だったりするんでありますがさておき・・・
本日は映画のお話、スティ-ブ・マックーンが“荒野の七人”の後、“大脱走”でブレークする前に主役を演じました“戦う翼(原題 The War Lover”)でございます。 この映画、ジョージ・ハーシーの人気小説を基に作られた1963年の作品でございまして、ストーリーが主役と準主役(ロバート・ワグナー)の性格というか内面的な人格の対立を軸に展開していく内容で、スティ-ブ・マックイ-ン、ロバート・ワグナーともに正しくはまり役ではあるものの、戦争映画として何度も繰り返し観たいほど面白いかどうかは少しく?の付くところなんでありますけれども、なぜか妙に人気のある作品でして、Youtubeでも動画で全編観れるというのに調べてみたら2006年8月から2010年2月までに3回もDVDが増刷(?)再版されてたりするんでありますよ。(^^;
んでもって、この映画のどこが人気かと推察いたしますに・・・白黒映画ながらノーズアートで飾られたホンマモンのB-17は編隊で飛びまくるわ、当時はまだ潤沢に存在したこれまたホンマモンの程度の良いフライトジャケットも“これでもか!”とばかり出てくるわで、所謂“フライトジャケット(FJ)・マニア”には堪えられない珠玉の1本(なんたって良質のレプリカ・ジャケットを作ることで有名な東洋エンタープライズさんがスティ-ブマックイーン演じる“バズ”リクソン大尉の名前をブランド名にしちゃってるぐらいですから)・・・きっとストーリーを楽しむというよりも、マニアが資料代わりに買ってるじゃないかと思えなくもない事もない・・・。(^^;
で、マニアではないもののFJ好きを自称して憚らない私め、20年ほど前にWowowで放映された本作をダビングしたVHSテープを保有しておるのでありますが、地デジ対応でTVとビデオデッキを同時に買い替えてしまって見られなくなってしまっておりましたので、先日ふと思い立ちましてAmazonさんで探したら・・・こんなマニアックな映画のくせに、なんと今年2月再版のものが既に品切れで再入荷未定!世の中どれだけFJ好きが多いねんという・・・・。(^^; まま、ヤフオクで探したら、数件、新品を売っているお店がありましたので無事ゲットできて一安心・・・ということで、この週末は家内が留守なのを良いことに久々に“戦う翼”を堪能いたしました次第。v(^^)
さてさて、FJ映画・・・もとい、空もの戦争映画といえば来年1月に全米公開になるルーカス・フィルムのRed tailsが話題でありますが、こちらは爆撃機乗りを描いた“戦う翼”と違って黒人のファイター・パイロット部隊のお話・・・B-3ボマー・ジャケットじゃなくA-2ジャケットのオンパレードになりそうですが、衣装協力はThe Few社とEastman社ということで嫌が上にも期待が高まろうと言うものでありますね!v(^^)
(Eastman社が折角気合い入れて協力したのに“パールハーバー”なんていうトンデモ映画も記憶に新しい所でございますが・・・ルーカス・フィルムなら大丈夫か・・・・な??)
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