本日は、前々回の臨時収入散財話の続きでありますが・・・(^^;
コンバースといえば、私が中学~高校の頃は“東のKEDS、西のCONVERSE”(東西はイースト・コースト、ウエスト・コーストって意味ですね)などと言われ、色気付き始めたガキンチョ達の憧れの的であったのでございますが、当時の小遣いではおいそれと手を出せる値段(35年前でキャンバスOXが確か6,800円・・・って、今より高いがな(^^;)ではなく、ましてや今の様にどこの靴屋にでも普通に売ってる物じゃ無い(一部のスポーツ用品店とかアメリカ村には置いてあったのですが、何しろ玉が少ないんで好みの色で合うサイズのを探すのが大変)ものでありますから、高1の時にようやく手に入れたゴールドのキャンバスOXをそれはそれは大切に履いてたのを思い出しますが、その当時、どれだけ憧れようが背伸びしようが飛び上がろうが絶対に手に入れられない超高嶺の華が、ちょっと光沢のある真っ白なレザーやスエードに、ドロンパのトレードマークの如く大きく★マークが入ったワンスター・・・であったのでございます。
で、キャンバスOXを手に入れてほどなく高校2年の頃にはワンスターが廃番になってしまい、V字のラインと★マークがコンビネーションになったシェブロンスターがコンバースのフラッグシップモデルとなり、もはやワンスターはいくら金子を積んでも手に入れる事が出来ない幻の逸品(イマイのエレファントみたいな物ですな)となってしまったのでございますね。でもって更に年月が過ぎ、スポーツアイテムとしてはバスケットシューズもどんどん高機能になってゆきまして、よしんば星一つのデザインは復活したとしても、あのシンプルでカッコよかったワンスターには成りえないと完全に諦めていたのでありますが・・・・私が大学を出て社会人になった正にその年のこと、バスケット・シューズというよりも半ばファッションアイテムとしてワンスター(ホワイト?ブラックのスムースレザーのみ)が復刻発売! いや~嬉しかったですねえ。当時岐阜に住んでました私め、本来なら運動靴に1万円以上も払える様な御身分ではなかったんでありますが、神田町にあったスポーツ用品店で予約をして10年間の単に憧れだけだった生活にピリオドを打ったのでございます。 で、その後はとりあえず約10年以上に渡って数代履きつぶしておりましたが、最近はスニーカーなるものを余り履かなくなりましたし再び廃番にされる心配もない様なので、改めて買い求めることもなく現在に至っておったのでありますが・・・・見るとはなしにヤフオクを見てたら、偶然欲しかったグリーンのスエードのワンスターが箱なしっていうだけで格安で出品されておりましたので、思い切ってポチッと購入しました次第。(しかしまあ・・・・買うまでの前振りが長すぎ・・・(^^;)
さてさて、ワンスターといえば最初に復刻盤を出したのが日本なだけに、普通店頭で売られてるものは日本製でございまして、オリジナルを良くコピーしてはいるものの、日本人に合わせて若干甲高幅広なラスト(木型)を使用しており、私のサイズ(7~7.5インチ)ではちょいとズングリムックリなんでありますが、今回購入しましたのは海外製で発売当時(1974年)のラストを使った米国内向けの復刻品・・・ワンスター・クラシック74っていうモデルですので、スッキリスリムでなかなかに男前でございましょ?(←オイオイ!) ただちょっと残念なことに・・・
1974当時のオリジナルの名称はSUEDE LEATHER ALL-STARですから、正確にはワンスターじゃございませんで、ONE-STARっていうヒールのロゴも当時はホワイト?ブラックのスムース・レザー製のフラッグ・シップにだけ与えられた特別なもの・・・高校の頃、当時のアメリカ製の店頭用ポスターを入手して穴が開くほど眺め続けてましたから鮮明に覚えてますけど、スエードの物には、キャンバス製のものと同じ、チャック・テイラーのサイン入りのラベルが貼られてたんでありますねえ。 で、スエードの物も、確か数年前に日本製で復刻してたはず・・・と調べて見ましたら・・・・
流石に日本人はやることが細かい!やっぱり、きっちりラベルまで再現してまんがな。(^^; スエードの質感も目が細かくて如何にも高級感がございますし・・・・しかしまあ、素材が良くて細部まで再現されてはいるけど、ややズングリムックリなレプリカと、如何にも米国らしい少しガサツな素材をつかって、細部は適当だけどスタイリングはオリジナルに忠実なスリムなレプリカ、どちらが良いかと言われても・・・・答えようがありませんけどね。(爆) まま、どちらが良いって言うよりも、夫婦と同じで不足をあげつらわずに、なるべく良い所に目を向けて永~く付き合っていくのが得策っていうもんでありましょうなあ。
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