ちなみにトマトラーメンの写真は単なる賑やかしですので悪しからず・・・(^^; 久し振りの雨で昨日は比較的過ごしやすい一日となりましたが、今月7月は会社の決算月でありまして、今の内に出来るところから報告数字のまとめやら分析やらをしておかないと盆休みの前にエライ目にあいますので今週は何かとヴァタヴァタと・・・まま、未達の部分はあるものの、全般的に見れば今期は予算を余裕でクリアしておりますので、例年に比べますと随分と気は楽なんでございますが・・・・(^^; さてさて、世間じゃ参院選の総括で消費税に言及した菅首相が党内で袋叩きにされておる様でございますが、政治の事はさておき、本日は珍しくマジメに消費税に関するお話など・・・
私、前々から凄く疑問に思っておるんでありますが、消費税って全ての商品・サービスに対して一律に同じ税率で課税しないといけないって何か決まりでもあるんでしょうかねえ? いや何も私、消費税を払いたくないってワケじゃないんですよ。広く国民全体が負担するという意味では非常に公平だと思いますし、今の税率が決して高いとは思っていません。
ただね、消費税増税の話が出るたびに弱いものいじめだとか、年金生活者の負担が増えるなんていう反対論が噴出しますけど、今後少子高齢化がますます進んで今のままじゃ少なくとも個人の所得税の税収が自然減していくなかで、税金の無駄を省くたって限界はあるわけですし、何らかの合理的且つ公正な課税方法を確立しなければ借金ばっかり増えてくわけですから、じゃあここいらで弱いものいじめにならないような間接税のありかたを議論しようっていう前向きな話が何故出ないのか不思議で仕方がないのでありますよ。(^^;
単純な話、海外じゃ食品や教育なんかは無税で、贅沢品は高税率なんていうフレキシブルな運用をしてる国もあるわけですからそれを見習って、日本も一般的な価格の生活必需品や教育・医療・福祉なんかは一律税率で例えば10%未満に抑えておいて、高級衣料品やら高級食材、高級車なんかのいわゆる贅沢品の税率を実体経済に応じて変動させれば、弱いものいじめにならずに税収を確保できると思うんですけど・・・ダメなのかしら?(^^;
確かに、どこで贅沢品の線引きをするかっていうのは物価が日々変動している中では非常に難しいでしょうし、あらゆる商品・サービスに対して線引きするのは大変な作業でしょうけど、食品なんかはある程度まとめて分類してざっくり線引きし、半年とか一年毎に物価上昇率を加味して線引きラインを見直せば良いでしょうし、衣料品なんかだと10万円以上のスーツとかザクッと網をかけた上でメーカーの自己申告(ブランドで売る場合は単価に関わらず贅沢品分類に入ってる方がブランドイメージは上がりますから・・・)を受け付けても良いでしょうし、やり方は色々あると思うんですけどねえ。
大体、ブランドバッグを20万円出して買う人は25万円になったって平気で買うでしょうし、1000万円以上する高級車に乗れる人は1500万円になったからって買い控えることも無いでしょうし・・・・極端な話、3000円のプラモデルが4000円になったって欲しいキットならモデラーは買うんですから(爆)・・・・現行の消費税導入時のように施行当初は売上に多少影響は出るでしょうが、喉元過ぎれば何とやらで企業にとっても大した影響は無いと思うんですけども・・・・如何でしょ?
一つには増税による消費性向の変化が予測できず、税収の見込が立たないので財務省が嫌がるっていうのもあるでしょうが、それこそ無意味な高速道路の社会実験やるぐらいなら“贅沢税”の社会実験をすれば済むことですしね。特定の業界団体を敵に廻しかねない話でもあって、政治屋さんもマスコミも敢て俎上に乗せない問題なんでしょうが・・・そろそろ真剣に議論してかないと、ホントに弱いものはどんどん貧しくなるだけの世の中になりそうな、嫌な予感が致しますですねえ。(^^;
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