今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

6月16日・兵庫県伊丹市で「連携の道具」宣言

2006-06-16 22:56:15 | 商店会長のコメント
「23区内大雨注意報」というテロップが朝のテレビ画面に出ていました。そんな強い雨脚の中を永田町に向かい、先ずは9時20分からの国会対策委員会に出席です。次は11時30分から決算行政監視委員会、その後、小野次郎事務所で無派閥新人議員の会の打ち合わせ。12時45分から代議士会、13時から本会議でした。

本会議終了後、兵庫県6区選出の木挽 司先生と一緒に15時3分発の新幹線に乗って新大阪、新大阪から木挽司事務所の車で伊丹市へ向かいました。本日は19時から伊丹市商店連合会さん主催の講演会です。木挽先生が講師として私を推薦してくれました。

伊丹商工会議所での講演会、ちょうど地元はイオン出店問題で大いに揺れ動いている時期だったので大勢の皆さんが集まられ、真剣に話しを聞いてくれました。来年12月のまちづくり三法の見直しと中心市街地活性化法施行を前にした大型商業施設の駆け込み開業は日本中の中小、零細小売業を圧迫し始めています。

生活環境等から考えて出店を阻止する事は可能だと思いますが、出店を止めた後に地域住民が共感と賛同を感じるまちづくりを本当に地元商店街が活動を起こすのか、もし止めるだけで何の活動も起こさず、後に「ここの商店街は地域に不必要」の烙印を押されたら日本中の商店街のお仲間を裏切る事になってしまう、とお話ししました。御地元の先生には言い辛い文言だと思います。

環境だとか健康だとか美容だとかの今のお客様が望んでいるキーワードの商売は大手量販店の方が取り入れる事は早いですし、上手だと思います。ただここの地域性を考えた地元のオリジナリティを前面に打ち出し、「まちに感謝する」という思いを持って地域活動できる商業者は地元の商店街だけなのだ、という自負を持って御商売していただきたい、そんな思いでお話させていただきました。

地元の商店街青年部の皆さんが講演終了後の私を取り囲み「必ず地域の人たちに喜んでいただけるような商店街活動を進めます」と力強い宣言をしてくれました。日本中の商店街のお仲間同士、そして地域の重要性を認識された日本中のお客様同士の連携の道具として私は動いて行きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする