今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

1月29日・情報共有化のインフラ整備 その2

2007-01-29 16:44:08 | 商店会長のコメント
霞ヶ関の本省課長級の皆さんが考えている新規の事業内容や現在行っている事業に変更があればその変更内容や今後の方針、また国としての要望や希望を商店街、商工会、商工会議所の実務担当者や市区町村、基礎的自治体の担当部局職員、いわゆる現場の皆さんに直接語りかけていただき、直接質問等を受ける事の出来る、双方向のビジュアル付きコミュニケーション網構築の必要性を強く感じ、1月23日に自民党「都市と農山漁村の共生・対流を進める調査会」の3名の小委員長さんと農水、国交、厚生労働、文部科学、経済産業、環境の6省担当者の方に私の試案を聞いていただきました。

席上の皆さんからの御質問、御意見をお聞きして先ずは販売網の構築、いわゆる都内商店街のネットワーク化が優先順位のトップなのだと実感しました。3名の小委員長さんも、この会合を召集していただいた調査会事務局長で山形2区選出の遠藤武彦先生も産地が御地元の先生方ですし省庁の中でも消費地の零細商業者を担当するのは経済産業省中小企業庁だけですから「いくらこのインフラ整備に予算をつけても消費地が一体になるのか?」に疑問が集中しました。

そこで2月20日の18時に早稲田で行われる東京都商店街連合会が主催した商店街大学、その卒業生のOB会にあと何名かの元気な商店街の方に来ていただきインターネットを使った商店街のネットワーク化を御説明申し上げ、主旨と方向性に同調していただける皆さんと具体的な活動に動き出したいと思いました。

都内の元気の良い商店街がインターネットで結ばれ日本中の産地と連携して「有店舗による無店舗販売」を具現化する、売り物は商品だけでなく情報も人間も含まれ、その活動の第2部に省庁の皆さんからのレクチャーの話しを出した方が先生方にも各省庁の皆さんにも話しを受け取っていただきやすい事がわかりました。

どこの商店街の皆さんに集まっていただけるか、楽しみです。皆さんへの呼び掛けは2003年の「江戸開府400年記念事業・史上最大の商店街まつり」の時と同様に、品川区商連の綱島副会長さんに動いていただく事になりました。本欄をお読みの都内商店街の方でそういう活動ならうちも同調するよ、という方は御連絡下さい。
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