昨日(11月15日)少々時間があったので午前中じっくり参議院の予算委員会の質疑応答の
様子をテレビで見て、今更ながらですがテレビの画面の怖さを感じました。
自民党の山本一太議員から野田総理に対して「TPP交渉で米の問題を含め何を貿易自由化
交渉から除外を考えているかを明らかにする時期ではない」と答えた後に受けた「国民皆保険
制度も交渉のテーブルに乗せるのか」という質問に「国民皆保険制度の交渉はあり得ない」と
発言されました。
文章で表わされている意味とテレビ画面で発言している野田総理の真意「国民皆保険制度は
維持するが米にかかって778%の関税は引き下げに応じます」とは大きくかい離がある事を
視聴者の皆さんは理解されたと思います。
総理大臣だった鳩山さんは「沖縄辺野古以外に基地が出来るのか」との質問に「腹案が有る」
と答えていましたが、画面に出ている顔には明確に「腹案は有りません」と書かれていました。
まさにテレビ画面の怖さと凄さと素晴らしさだと思った参議院予算委員会でした。