本日(11月24日)政策グループ(分かり易く言えば派閥)「志帥会」の例会で伊吹文明
会長から下記のお話が有りました。
「『解散を約束するから消費税の増税法案に賛成してくれ』という民主党からの要望が
有っても決して乗ってはいけない。何故なら野田総理も安住財務大臣も一昨年の総選挙の
選挙公報に個人的な公約として『任期の4年間に消費財率をアップする事には反対する』と
書いている。」
「当時民主党代表だった鳩山さんはNHK報道番組で『消費税は20年経ったらアップする』と
明確に発言している。いわば嘘をついて衆議院議員のバッチを手にした者は一刻も早く解散
することが最重要なのだ。」
「これに手を貸すことは今後選挙ではマニフェストには何を書いても良い事になってしまう。
どこが勝とうが負けようが、新たに国民の審判を受けた者が税と社会福祉の一体改革に手を
つける事が大事である」と御挨拶されました。
私は消費税率アップには反対の意見ですが今日の伊吹会長のお話は分り易かったと思います。
「被災地の住民を忘れて政争か」と言われる事を承知で自民党は解散政局に進むような気が
します。第3次補正予算は成立してもその裏付けとなる歳入予算が審議入りの目途さえ立たない
今の状況を見たら解散総選挙にした方が結果的には早いような気がしてきました。