今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

ヤンキー先生と面談

2013-03-27 07:05:47 | 商店会長のコメント

衆議院議員だった時にロボット振興議員連盟に加入していました。
もちろん東日本大震災の前のことです。

議連での会合で「産業と結びつかなければロボット振興とは言えない」
「いや、大学は基礎研究に特化するべきだ」等の、私には「不毛だなあ」
と思える議論が続いていたことを思い出します。それ以上に厳しいと
感じたのは「武器輸出3原則に照らして、
軍事用に転用できる開発には
手を染められない」という意見でした。

考えることさえも「現在の法律の中だけ」を制約されている行政マンには
越えられない一線が有り、
正に政治家が自分の責任で法律の読み
方を変えなければ前には進まないと感じたことを思い出しました。

しかし、大震災で壊滅的な被害を受け、いまだに「終息」とは言えない
福島原子力発電所の状況を見て、ロボットの重要さを再認識したのは
私だけではないと思います。

今こそ政治家が動くべきだと思い、昨日(3月26日)午後3時に東京
大学教授の浅間 一(はじめ)先生と岡山大学
講師の亀川哲志先生の
ロボット研究者のお二人と一緒に文部科学省を訪問し、義家弘介(ひろ
ゆき)文部科学大臣政務官と面談させていただきました。

浅間先生から産業競争力懇談会の最終報告を踏まえ、「内閣府が
統括する防災ロボットセンターの恒常的設置」等の要望、御意見を
義家政務官にお話ししていただきました。

義家政務官は真剣に、そして興味を示して前向きに話を聞いてくれ
ました。面談は大成功でした。二人の先生から「ヤンキー先生といわ
れていたので、どんなに怖い人かと思っていたのですが爽やかで素晴
らしい先生ですね」と言われました。久し振りに議員だった頃を思い
出す仕事をした、一日でした。

コメント
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