近頃「猪瀬都知事は今後どうなるのですか?」という質問をよく受けます。
私は政治評論家ではありませんが現状の流れといろいろな方からのお話を
総合して下記のように考えていますし、お答えしています。
先ず、都知事に対して議会が不信任案を採決するには都議会議員2/3により
不信任案が審議され、その3/4の賛成により知事不信任案が採択されます。
それを受けて、知事は10日間以内に議会を解散しないと失職します。
今の状況なら不信任案は間違いなく採択されるのですが、それでは知事が
議会を解散することもあります。今年の6月23日に選挙をやったばかりの
都議会は知事との争いを避け、総務委員会で集中審議を行い、副知事時代
からのことを長時間かけてすべて洗い直す作戦に出ています。
この質問、答弁はオープンです。もちろん検察は注視していますし、議会も
検察が見ていることを知っての質問を行っていると思います。不信任案を
提出しなければ知事は議会を解散出来ませんので議会はこの方法を選択
したのだと思います。
私が考える結論は、年明けか2月に猪瀬知事に司直の手が入り退任すると
思います。そのようにするしか方法が無い所まで猪瀬都知事は追い詰められ
たのではないでしょうか、私にはそう思えます。