3月8日の本欄で「何故、商店街補助事業に申し込みが少ないのか」を
書かせていただきました。
その中で補助事業に対してのつなぎ融資が無いことが大きな理由だと
書きましたが、3月10日に中小企業庁から株式会社商工組合中央金庫
(商工中金)に「商店街まちづくり補助金等を実施する商店街振興組合等
からの相談に応じるように」という要請が出ました。
それを受けて商工中金では3月11日付で「商店街支援補助金つなぎ融資
制度」が創設されました。
商工中金からのご案内には、貸付対象者は「商店街支援にかかる補助金
事業の採択者」、いわゆる補助事業に応募して採択された商店街振興組合
だけでなく任意団体と位置づけられている商店会もその対象になっています。
また、中小企業庁から商工中金への要請にも「商店街振興組合等」と書か
れていますが重要なのはこの最後の「等」です。
商工中金からのご案内にも、商店街を地域コミュニティの担い手として認め
ている一文が有ります。今後は商店会が場になって地域の皆さんと一緒に
活動をするNPOの主体団体になる第一歩が始まったように思えます。