今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

中国、韓国の接近について感じる事と今後。

2014-07-05 10:46:52 | 商店会長のコメント

中国の国家主席が韓国を訪問し韓国大統領と会談、その中で
中韓自由貿易協定(FTA)の
年内妥結が合意されました。また、
中国トップとして初めて韓国の大学で講演をしたそうです。

中韓の間には北朝鮮が在り、地続きだとは言えませんが、隣同士の
国が仲良くすることは大事だと思います。しかし初めて訪れた外国の
地で、ましてやトップ同士の会談の場で第三国の悪口で盛り上がる
のは、日本人の感情では考えられない品の無さです。

内政に不安感の有る時には外に敵を作り自身の政治的立場を
強固にするのは政治家の常とう手段です。中国の国家主席も
韓国大統領も相当に追い詰められた立場なのは明白でしょう。

国家主席として初めて韓国の大学で行った講演の中で日本の歴史
改ざん、挑発的行為という話が本当にされたのなら、講演内容を
精査し、「嘘」をついているならば、日本政府として断固抗議をする
べきだと思います。

しかし、殴った奴の拳の痛みは消えても、殴られた奴の痛みは決して
消えない事も忘れてはならないと思います。今一番大事な事は日本
国民は冷静になる事です。終わりの見えてきた国家指導者が最後の
手段のように出した策に乗ってはいけないという事です。

私が経営していた食料品スーパーにも多くの韓国、中国の留学生
がアルバイトで働いてくれました。

その子たちは異口同音に
「日本人は鬼のようだと言われて来たのに、皆さん本当に優しい」
「日本人は我々がどの様な教育を受けているか、あまりにも知らない」
「人のために働くという行動を生まれて初めて見た」
「恥を知る、という日本の教育は素晴らしい」
等々の言葉を聞きました。

今後の日韓、日中の関係改善のためにはより多くの留学生を受け
入れ、母国での対日教育がどれ程、間違っているかを知ってもらう
ことも大切だと思います。大事なのは現実を正確に見せる事です。

コメント
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