今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

実質最終日の本日の本会議で大きな出来事が

2008-12-24 15:42:15 | 商店会長のコメント
9月24日から始まった第170回臨時国会、当初は11月30日までの68日間の予定でしたが25日増えて93日間、正式には明日、12月25日までですが実質的には本日(12月24日)で閉幕です。

その最終日ともいえる本日の本会議で大事件?が起こりました。野党が共同で提案してきた解散要求決議案に自民党の渡辺喜美前行政改革担当大臣が賛成されました。法的には何の拘束力も持たない、ただ「出した」というだけのパフォーマンスのような議案に、前大臣が自民党の決定事項に反旗を翻した事になります。果たしてこの後はどうなるのか、まったく分かりません。

所属組織の意向に反して行動するなら離党するのが筋ですし、一人で動くだけなら大きな波風にはならないように思えます。同じ思いを持った人にも呼びかけて自分の考えを形にするのが政治家の動き方だと私は思っていますので、今日の渡辺前大臣の行動には否定的な見方をしています。
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「商店会長 旅日記」に記者会見をアップ

2008-12-23 07:39:21 | 商店会長のコメント
本日は天皇誕生日で祝日です。昨日の雨も止み青空の見える東京ですが、昨日の最高気温は19度を超えて今日は10度の予報、風邪をひく人や体調を崩す人が多くなるような気がします。私自身も喉の奥の方が若干痛みますので、今日一日、なるべく喋らないようにしようと思っています。まあ、そうはいかないのですが・・・。

12月17日に神楽坂の毘沙門天さんで行った自民党チラシの発行記者会見の様子を
商店会長旅日記(ブログ)にアップしました、どうぞ御覧下さい。
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二階 俊博経済産業大臣

2008-12-23 05:39:14 | 商店会長のコメント
昨日、12月22日(月)18時30分から経済産業省大臣室で開かれた大臣主催の意見交換会に出席しました。写真は二階経済産業大臣とのツーショットです。

昨日、財務大臣から経済産業省関係予算内示が有りました。最終的には明日(12月24日)の閣議で決定ですが、明日の閣議決定はセレモニーのようなものですので、平成21年度の政府予算が決まり、その意見交換会です。

経産省の予算案「総論」の一番初めの所には「現下の経済状況を乗り切るためにの中小・小規模企業・雇用確保対策を最重要課題として取り組む」と書かれていましたし、「中小・小規模企業向け金融対策」には「信用保証協会による緊急保障枠を合計20兆円規模に拡大」「政府系金融機関等によるセーフティーネット貸付枠を合計10兆円規模に拡大」という文言がトップに並んでいました。

今の経済状態では、優先順位の一番は資金繰りだと思いますが、私が一番注目したのは大項目「中小企業の活性化と地域の活力向上」、中項目「地域・中小企業の成長フロンティアへの挑戦」、小項目「地域コミュニティを担う商店街の活性化支援、地域における新たなビジネス創出支援」という個所です。

「新たなビジネス創出」という言葉がこの国を元気にするキーワードになるように頑張るのが私の仕事のように思っています。
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厚生労働委員会に出席

2008-12-22 13:00:03 | 商店会長のコメント
本日(12月22日)は午前9時開催の厚生労働委員会出席からスタートでした。委員会の案件は参議院提出の雇用保険法、派遣労働者の解雇問題、内定取り消し問題等の雇用に関する4法案の一括審議です。

当初は9時から午後1時までの4時間通しの予定でしたが途中で急遽予定が変わり、本日は11時20分の時点でお終いにして明後日、24日の午前9時から残りの審議を行う事になりました。ズラッと並んだテレビカメラの皆さんは否決の瞬間を写し、「自民党は雇用問題には無関心!」という意図の番組を作ろうとされていたようで、皆さん残念そうなお顔をされていたのが印象的でした。

雇用問題は今一番関心の有る、もっと言えば困ってる人がいっぱい問題なんだから与党、野党なんていっていないでサッサと法律にすればいいのに思っていましたがどうも事はそれほど単純ではないようです。

今日採決して本会議に送り法案になったとしても市区町村役場は年末年始の休みに入り、対応は出来ません。それなら1月5日に提出する第2次補正予算と併せて進める方が合理的だというのがわが党の考え方のようです。

「野党が過半数を占める参議院から、パフォーマンスだけの法案が上がって来ても賛成は出来ない。」というのが自民党の意向でしたが、私は野党の手の内に乗って賛成した方が分かりやすいと思っています。まあ、所詮は素人の発想なのかもしれません。でもこの素人の発想が、今の政治不信には一番大事なことだと私は信じています。所詮、玄人のような事は言えませんし。
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自民党動画チャンネルのトップに

2008-12-21 11:28:51 | 商店会長のコメント
自民党の動画チャンネル you tubeのトップに、先日(12月17日)に行った、「配布先を中小・零細事業者、商店街に絞ったチラシ」の発行記者会見の模様がアップされています、どうぞ御覧下さい。

自民党のホームページを立ち上げていただき、右側のツールバーにある「自民党動画チャンネル you tube」をクリックして下さい。記者会見の模様が短時間ですが流れます。ちなみに、進行役は私です。
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平成20年度第2次補正予算と21年度予算

2008-12-20 13:33:37 | 商店会長のコメント
1月5日に提出予定の第2次補正予算(正式には「平成20年度補正予算・第2号」と言います)と平成21年度予算の、自民、公明の与党国会議員を対象にした説明会が本日、12月20日(土)午前9時から10時30分まで院内24控室で行われました。

その中で中小零細事業者、商店街向けの関係経費を探すと、第2次補正ではセーフティネット貸付・緊急保障枠の拡大等として「中小・小規模企業支援等対策費」として5048億円、地域活性化・生活対策臨時交付金として「地方公共団体支援対策費」として6000億円が計上されています。

平成21年度の予算では昨年度29億7千2百万円だった商店街活性化対策事業予算が40%増の42億円になりました。

ただ、40%アップと言っても予算が減った農業農村整備事業費の昨年との差額が905億1千6百万円、差額が900億を越えています。ちなみに本予算額は5772億2千万円、まだまだ中小企業の存在感は希薄ですが、この様に「商店街」や「中小企業」という文言が財務省の説明資料に数多く出るのは初めてだと言われました。あきんど議連の活動が大きかったと私は思っています。
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一人も首にしません、だからうちに買い物に来てください!

2008-12-20 11:32:23 | 商店会長のコメント
昨日(12月19日)、厚生労働委員会に出た時に舛添厚労大臣に「『当社では課長級以上の給与を1割引、取締役以上を半額にしても派遣社員、期間従業員の解雇は一切しませんので、どうか当社の車を買ってください。』と何故、言わないんですかねえ~」とお話したら、「商店街でドンドン発信してくれよ」と言われました。

零細小売業の商店街店舗でパートさんは店主より権限があります。私が店に居た時にお客さんからお歳暮のロースハムの御注文をいただいていたら、ベテランのパートさんが横から割り込んで来て、「駄目です、この人は忘れますから。御注文は私がお聞きします」と言われたことが有ります。もちろんお客さんも常連さんで、皆が顔見知りの上での話しですが・・・。ファーストフードの店舗だって海外からの留学生さんがいなければ店は開きません。

「一人も首にしません、だからうちに買い物に来てください!」というよりも「一人も首に出来ません、だから辞めないで!」というのが実態です。商店街でアルバイト、パートさんに辞めていただくのは売り上げ減以外の理由が多いのだと思います。地域の雇用を守っているのは地域の中小零細事業者だと、強く感じています。

その思いを分かっていただいたのか、本日午前9時から開催された平成20年度第2次補正予算と21年度予算を自民、公明の与党議員に説明する「合同会議」に提出された財務省資料には「商店街」という字句が過去例が無いほどの載っていました。この件については次の書き込みでお知らせします。
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12月19日・忙しくしています

2008-12-19 13:45:58 | 商店会長のコメント
本日は8時から9時30分まで党本部702号室で開かれた中小企業調査会・経済産業部会・財務金融部会の合同会議出席からスタートでした。

席上、中小零細企業資金繰りを憂える有志の会、代表格の平 将明(東京4区選出)と木原誠二(東京20区選出)両代議士が「資金繰り救済プログラム」について説明を行いました。金融機関への預貸率の目標設定と達成状況説明責任や信用保証協会の機能強化など賛成できる事ばかりでした。

この問題に関連して原田義昭(福岡5区選出)副幹事長から12月17日に自民、公明両党幹事長連名で中川金融担当大臣、二階経済産業大臣に対して申し入れした4項目の説明がありました。

1、全国の信用保証協会は12月30日まで営業せよ。
2、信用保証協会は外部人材の協力を仰ぎ土日・祝日の相談体制を整えよ。
3、金融機関も同様の大勢を取るように。
4、上記の対応について地域の中小事業者へ周知の徹底を図る。
以上が申し入れの内容要約です。

不景気ならば日曜祝日も休まずに店に出て大きな声で「いらっしゃいませ~!」と言っていたのがまち場の商人でしたが、どうもその辺りの「したたかさ」が希薄になったように思えます。

「そんなこと言ったって日曜や祝日に店の前を人は通らないよ」と言われますが閉まった店の前に大勢のお客さんが通る事の方が異常だと思うのは私だけではないと思いますが如何でしょうか・・・。

合同会議の後、沖縄北方問題特別委員会から文部科学委員会に出席してから、朝日新聞の取材、その後陳情が1件あって、11時から2016年オリンピック日本招致推進議員連盟設立総会。設立総会を途中で抜けて環境委員会に出席。その後に農林水産省、経済産業省のレクチャー、厚生労働委員会と飛び回り議員会館に戻って来たところです。

この後は中小企業庁のレクチャーを受け、夜は高田馬場西商店街さんの事務所で開かれるアトム通貨実行委員会に出席の予定です。お陰さまで、元気です。
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政治文化フォーラムで田勢先生の講演

2008-12-18 12:37:32 | 商店会長のコメント
本日(12月18日)午前8時からグランドプリンスホテル赤坂(旧赤坂プリンスホテル)の五色の間を会場にして「第31回武部 勤 政治文化フォーラム」が開催されました。朝8時からの会合に400名近くの皆さんが御参集。国会議員生活22年、北海道議会議員時代を通算すると35年を超えるキャリアはだてではありません。いつもながら壮観さも感じる大朝食会でした。

本日の講師は早稲田大学大学院公共経営研究科教授の田勢 康弘先生でした。派遣社員、期間社員の解雇問題、いわゆる雇用問題からお話が始まりました。

「紹介される時に『世界の』という言葉が冠に付くような企業で、本人にはまったく落ち度がないのに突然解雇される。真面目に、一生懸命頑張ってきた人です。経団連の会長は『企業にとっても苦渋の決断です』と言われるが、『苦渋』の決断が先ず最初に出て来るというのは如何なものか・・・」と続きました。

具体的な数字もちりばめた分かりやすいお話でした。職がなくなるというのは消費が減退すること、首を切られない正社員にとっても不安感は増大するので景気は一層後退するでしょう。「課長職以上の給与を1割削減しても当社は、ただの一人も解雇しないで突き進みます!」と宣言する自動車メーカーがあったら、その会社の車は売れると思いますが、如何でしょうか?
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チラシ発行記者会見

2008-12-17 18:15:22 | 商店会長のコメント
本日(12月17日)、午後2時から新宿区に在る神楽坂の商店街のど真ん中に位置する毘沙門天、善国寺さん境内をお借りして、配布対象先を中小零細事業者、いわゆる商店街に絞った、自民党初のチラシ発行記者会見を開催しました。

あいにくの冬の雨空で、集まっていただいた皆さんには大変寒い思いをさせてしまいました、お詫び申し上げます。

商店街での記者会見らしく、境内入り口で、早稲田大学の学生の皆さんに手伝っていただき、商店街を通るお客様に、甘酒、お米の粉で作ったパン、ソフトスチームで調理した野菜の試飲、試食コーナーを設置しました。

これが効果が有ったのか、記者会見には予想を超える大勢の皆さんが御参集いただきました。写真は大勢のマスコミを前にした、島村宜伸最高顧問の御挨拶風景です。

記者会見後、中川秀直先生、島村宜伸先生の両最高顧問、古屋圭司自民党広報本部長、桜田義孝自民党経済産業部会長、中野 清あきんど議連会長というお歴々の皆さんが商店街を廻ってチラシを配られていました。果たしてマスコミの皆さんはこの風景をどのように捉えて新聞に乗せたり、テレビに流してくれるのでしょうか、興味があります。

終了後、取材を受けました。「『3年後に消費税を上げる』と麻生総理はおっしゃっていますが商店街の反応は?」という質問でした。「3年後に景気の動向を見て、という前文があったはずです。もし3年経っても景気が回復していない状況の時に、消費税率ダウンは有ってもアップなんか、考えられません!」とお答えしました。
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