穴に落ちる

硫黄合剤の消毒をしました。
前回は桃。今回は柿。

今回は家の屋敷続きの畑なので気分的にも楽でした。
２時間もあれば終わっちゃうかな、と軽い気持ちで始めました。

トラブルその１
薬剤を作って、いざ散布しようと思ったら、ホースの中が凍っていて出てこない。
えー、前回は大丈夫だったのに。
ヤカンでお湯をかけてすぐに解消しましたが、いきなり出鼻をくじかれる。
前回の薬剤をそのままにしておいたから、きっと硫黄合剤は氷点が高いってことでしょうかね。

ま、いいさいいさ。

順調に散布は進みました。
場所を移動しようとしてトラブルその２は起きました。

消毒は消毒専用の軽トラにタンクやら機械を積んで行います。
今回は500ℓタンクに300ℓ作りました。
半分ほど散布が終わったところで軽トラを移動させました。
薬剤がフロントガラスにかかっていて前がよく見えなかったんだな。
迂闊にも穴に落ちてしまいました。
ゴボウを掘ったあとの穴。
うわー、ばかじゃん。
車体は盛土に乗り上げ、片方のタイヤがくぼみにはまって、身動きとれなくなりました。

とりあえず散布できる範囲は散布しました。少しでも軽くしようと思って。

板切れやゴザを持って来てタイヤにかませたり、車体下から土を掘り出したり、あれこれしてみてもエンジンが虚しく唸りをあげるのみでタイヤは動く気配もない。
うわー、まいったな、このまま放置か。

と、そこへ期せずして三男登場！
母が四苦八苦している姿に気がついたんですね、助けに来てくれました。

うれしかったけど、あまり役に立つとも思わなかった、本当のところ。

ところが、状況を的確に判断して、ナビゲートしてくれる。
車体を持ち上げてタイヤの下にしっかり物が入るようにしてくれる。なんて力だ。
最後には車を押してくれて、めでたく脱出できました。

うわー、ありがとう！！！