終わりました

枯露柿、終わりましたー。

良い天気で順調だったわりに手間がかかってしまい、農協の最終出荷にギリギリ間に合わせ、ご注文の品もギリギリ賄うことができました。

今年は7月の長雨が影響して果物には散々な年でした。

柿も収穫量は減りましたが、とても品質の良い仕上がりとなり満足しています。

農業は毎年同じことの繰り返しですが、同じことは決してありません。

天候に左右され、その時々の状況が毎年違って、毎年難しいです。

枯露柿作りは2ヶ月間の短期決戦、年末で慌ただしいですが、技術を要するやり甲斐のある仕事です。

年内に無事に終了できるとホッと一安心です。

そしてモード変換して

正月準備だーっ！

冬至のイベント

きょうは冬至。

お約束のカボチャのほうとう。

カボチャ、里芋、大根、キャベツも入れちゃえ、野菜たっぷり、温まってご馳走でした。

それと、柚子湯。

あ〜〜〜っ！気持ちいい〜〜〜！

まだ柿の作業は続いていますが、今年は少ないのと天気が良いのとで余裕があります。

ゆっくりお風呂につかりその後のケアをしていたら、あらあら、もうこんな時間。

しばらくボ〜っとしてから寝ます。

柿35日目

十分に乾いた柿を拾い上げ、数日寝かせておき、もう一度日光に晒します。

すると、表面全体に白い粉（こ）が乗り、出来上がり。

皺を伸ばして形を整えます。

化粧箱に詰めて、出荷となります。

皮を剥いて干し始めてから仕上がるまで、35日位かかるでしょうか。

今年は天気に恵まれて順調な仕上がりとなりました。

順調な上に数量が少ないので作業に余裕があって、楽してます。

日が暮れて

日が暮れたら柿の棚をシートで覆います。

きょうは綺麗な夕焼け、作業の手を止めて写真撮りました。

枯露柿作業が始まってからずっといい天気が続いています。

こんなことは近年珍しい。

今年は7月に雨ばかり降っていたから雨の種子は尽きてしまったんでしょうね。

その雨のせいで柿のなりは悪かったのですが仕上がりは順調で皮肉なものです。

比較してみました

そうだ、同じ日で柿の変化を比べてみよう。

以下、全部きょう撮った画像です。

棚に下ろしたて。

吊るして干していた柿を下ろして果肉全体を揉み解して棚に並べていきます。

棚干し2日目。

まだヤワヤワな柿を裏表ひっくり返します。

棚干し5日目。

表面がさっぱりしてきたら果肉を違う方向に動かしてやります。

棚干し7日目。

毎日ひっくり返しながら乾き具合を確認します。必要ならば再度果肉を動かします。

棚干し12日目。

柿個体の差が出てきて、早く乾くモノとなかなか乾かないモノとあります。

ひっくり返しながらの手の感覚で乾いたモノを選別して棚干し終了とします。

ここに写っているのはなかなか乾かないクチ。

柿27日目

剥いてから27日、棚に干して10日経った柿です。

乾燥が進み表面に水分を感じないようになりました。

この段階で取り込んで暫く寝かせます。

仕上がりまであと少し。

柿24日目

剥いてから24日、棚に干して7日経った柿です。

今年は穏やかな晴天が続いているので順調に乾いてきています。

果肉全体を十分に揉み解し、中の水分を少しずつ表面に染み出させ、蒸発させていく。乾燥し過ぎてもダメ、しっとりさせたり乾かしたり。

仕上がるまでにはまだまだ。