北海道開拓の村の続き。まだ馬車鉄道の通る市街地にある建物を見ていく。風雪に耐えた建物ばかり。
旧開拓使工業局庁舎。明治初期に建てられたもの。開拓使関係庁舎として現存する唯一のもの。国重要文化財に指定されている。
旧開拓使工業局庁舎の中の展示物。
古平町の旧近藤医院。明治35年から昭和33年まで使われた建物。
旧近藤医院の受付。
旧武井商店酒造部。
小樽にあった三〼河本そば屋。
旧小樽新聞社。
この建物は木造の骨組みに札幌近郊で産出する札幌軟石を外壁に積み上げた構造。明治の石造建築の特徴を示しているとか。
「人すまぬ不破の関屋のいたびさし荒れにし後はただ秋の風」
(藤原良経1169年~1206年)
北海道開拓の村の続き。農家住宅。
屯田兵として入植した山田家の養蚕板倉。
旧河西家米倉。
長野県から入植した人々が明治16年に水田耕作を始め、その米倉を再現したもの。
故郷の神社を勧請。
白樺林。
赤毛(在来種)。
旧樋口家農家住宅。
富山県から入植した水田農家。富山の建築様式ワクノウチ造りを取り入れているとか。復元されたもの。
旧菊田家農家住宅。
明治19年に新潟県長岡市で組織された北越殖民社の一員が建築したもの。
旧岩間家農家住宅。
仙台藩亘理領の士族開拓団の一員として明治4年に入植した畑作農家。明治15年に郷里の大工によって建築され、仙台地方の特徴を残しており、伊達邦成も立ち寄った由緒ある家とか。
薪小屋。