【 ここに あるもの いるもの いきものがたり 】 矢ばなの里

「カタクリと生き物3Dの森」桜が教えてくれたカタクリの群生地が広がり、そこにはフクロウムササビといった生き物がいる。

大寒

2010年01月21日 | 矢ばなの里
大寒の昨日、カタクリの里を一回りして来ました。
雪に完全に埋もれていた看板も顔を出しました。
まだ、大寒ですから一気に雪解けとはならないでしょうが、
これからは少しずつ、日も長くなり、暖かさも戻ってくるでしょう。

カタクリの里はまだ積雪1m、カタクリはまだまだ冬眠中!!




昨年、造成した駐車場の一角の雪が解けています。


別に解かしているわけでも、除雪したわけでもありません。
まさに、自然のロードヒーティング
これは、恋し畑から湧き出る温かい地下水が
地表近くを流れているため地表が温められて消えているのでしょう。
温泉でも出ると良いと考えてしまいます。

『カタクリ100万本 郡生の里山』

2010年01月21日 | 里山整備
花の力
花の名所、花を売り出すときはどうしても数を誇張する。桜の名所の説明には必ずといって何本とか、何ヘクタールいう数字があります。ユリとかシバサクラ、花で売り出している名所はかずのきょうそうになる。数字は誰が見てもわかりやすいし、比較しやすいからでしょう。花に限らず、数の力は絶対だ。圧倒する力を数は持っている。
矢ばなの里も数を表に出すことで、矢ばなの里をぜんぜん知らない人に関心を持ってもらうために100万本という数を使う。これは誰も数えたわけではない。ユリとかシバサクラのように人が植えたものなら正確な数字が把握できる。しかし、カタクリのような自然にあるものの数字は1㎡で、面積を掛けた数字を100万本と表している。
矢ばなの里の場合1平米に掌物指し、縦横15センチ間隔に1本として40本それが3ヘクタールで計算して120万本=100万本ということが100万本の根拠である。各地の名所も同じようなものだろう。
矢ばなの里のある矢集落を取り囲む里山には何処にでも、どこに行ってもカタクリがある。かたくりの里の範囲を広げれば、1千万本、1億本のカタクリの里が出来ます。100万という数字は100万ドルの夜景と呼ばれるように語呂のいい数字なのでしょう。あまり数字を誇張するのは好きではないのですが、名所と売り出すには、数字を使うのがわかりやすく、説得力があるようです。『かたくり100万本 群生の里山』をキャッチコピーとして使っていきます。
カタクリは1本でも十分魅力のある花のひとつだと思います。写真を撮る方が多い。1輪でも絵になる形と色合いの魅力があるようで、カタクリの写真クローズアップが圧倒的に多い。その辺がカタクリファンのおおい理由でしょう。


開花情報

矢ばなの里のカタクリ、桜、アジサイ等の開花情報