インドネシアのクラブ局はORARI(インドネシアアマチュア無線連盟)の支部組織が中心になっていることが多いようです
私の現在の住居は広域ジャカルタの南に位置する南ジャカルタ市というところにありますが、ここの支部で急遽コンテストチームが結成され週末に第1回の打ち合わせを開くとのことで参加してきました
数年前までYB0KVNのシャックを使ってYE0Xというコールを使いアクティブだったようですが、ここ数年は活動が停止していたのが復活したようです
午後3時半からとのことで本日はドライバーが休みで車がつかえないのでちょっと冒険して市内のバスを使って会場に向かいました
特に乗り換えもなかったので無事近くのバス停に到着 降りる直前に目印になる八木アンテナも見えたのでそれを頼りに向かいます
すぐに手前に見えた八木を目印に住宅街の中を向かいましたがどうやら最初に到着したところはYB0KVNの自宅のようで、事前に送ってくれていた写真と違うのでそこから少し歩いていくと別のアンテナが見えてきて会場につきました
YB0KVNの自宅のアンテナ
75mアンテナ
40m3エレとトライバンダー
バスを待ったため3時半に少し遅れての到着でしたが、まだメンバーが集まり始めたところで
実際に始まったのはメンバーが集まった4時頃からでこのあたりも実にインドネシアらしい感じです
既にWhatsAPPのMLでやり取りしていた人もいますが来ていたメンバーをご挨拶
しばらくしてミーティングが始まりました しばらく活動が停止していたのでどのようにして再開したらよいかについて意見交換がされていました
運用場所がどこになるかも決まっていないので、参加部門の可能性などについて具体的には決められないようでしたが、方向性はなんとか決まったようです
左がコンテスト委員長のYB0MZI Zenさん
左が誘ってくれたYC0OST Irsanさん
参加メンバー
参加メンバー 左がYB0AR Ferryさん真ん中がYB0KVN Triadiさん
一番右のYLはコールは忘れてしまいましたがCWが得意とのこと インドネシアでCWができるのは非常に珍しいよう
途中から会場のオーナーのYB0KVN Triadiさんが登場
真剣に勝ちに行くのであればシャックを提供する
一番大切なのは事前準備と真剣に取り組むオペレーターをどれだけ確保できるかがポイントとのことでした
ミーティングが終わってからTriadiさんと歓談したところ、
この設備でマルチマルチは問題なく可能で、過去にオセアニアでトップに立った実績あり
しばらくコンテスト活動はやっていないが、ライバルはKH6ハワイ
また、中央ジャワの局も最近活動が活発で、メンバーの真剣に取り組んでおり彼らがかなりの実力をもっているはずとのこと
これらの局に勝つつもりでいくのであれば全面的にサポートするとのことで、どうやらコンテストに手を挙げても当日来ない、スケジュール通りのオペなどがされないなどインドネシアらしい問題を抱えているようです まあどこでもM/Mをやろうとするとオペの問題にぶつかるのはどこの国でも同じようです
アンテナはハイバンドはモノバンダー、40mが3エレ短縮、75mがフルサイズロータリーDPと十分なアンテナ群です
40mは近所のFM局に混信があるのが課題のようです
見せていただいたシャックがこちら日本のなつかしいリグも並んでいました
メインリグ IC756PRO3
懐かしいFT7Bなどもあります
ここでのメインはIC756PRO3、自宅ではIC-7600を使っているとのこと
しばらくTriadiさんによるとこのシャックも2年ほど使わずのままとのこと
以前は無線にもかなりアクティブで、コンテスト以外にもIOTAペディションやORARIでの要職、日本のハムフェアなどにも毎年参加していたようですが、息子さんが大病で費用がかかるのでそちらを優先せざるを得ないとのことでした
帰りは参加したメンバーに車で送ってもらうことができ無事帰宅できました
3時間ほどの滞在でしたが有意義な時間をすごせましたが、ミーティング中はインドネシア語がメインでまだまだ単語の一部しか聞き取れずそこから憶測するしかなく疲れました