日本山岳耐久レースは、今は亡きクライマー長谷川恒夫をそのレースの冠としているが、自分の記憶を辿ってみると1、2回だが氏の講演を聞いた記憶がある。
それは、グランドジョラス北壁の冬季単独登攀の記録映画「北壁に舞う」の関連だったと記憶している。
アルプス三大北壁冬季単独登攀は確か長谷川恒夫が初めてだったと思う。
氏の印象は、その偉業とはまったく逆で穏やかで朴訥な語りが印象に残っている。
クライマー長谷川恒夫が目指したのは垂直の世界であるが、長谷川恒夫の名を冠した日本山岳耐久レースはアップダウンはあるが水平異動の世界である。
しかし、どちらもその精神には、そんなに差はないと思う。
目標があり、その目標の実現のために何を為すかを考え、日々それを実行し、そして本番に臨む。
今年のハセツネは申込みの締め切りを待たずに定員オーバーとなった。
それだけトレイルランの人気が高まったのだと思う。
中高年登山(もっとも自分も中高年だが)と言われるように、山には若者の姿が少なくなったが、トレイルランが山との関わり合いの中で新しい潮流になれば、喜ばしいことだ。
あの時代(70年代後半~80年代前半)長谷川恒夫氏の外に植村直巳氏、加藤保男氏(皆さん故人)等と比較的近い距離で、話を聞いた記憶がある。
そして、共通して言えるのは、山に対しての謙虚さであった。
クライミングもトレイルランも対象は山である。
謙虚さだけは忘れてはならないと思う
それは、グランドジョラス北壁の冬季単独登攀の記録映画「北壁に舞う」の関連だったと記憶している。
アルプス三大北壁冬季単独登攀は確か長谷川恒夫が初めてだったと思う。
氏の印象は、その偉業とはまったく逆で穏やかで朴訥な語りが印象に残っている。
クライマー長谷川恒夫が目指したのは垂直の世界であるが、長谷川恒夫の名を冠した日本山岳耐久レースはアップダウンはあるが水平異動の世界である。
しかし、どちらもその精神には、そんなに差はないと思う。
目標があり、その目標の実現のために何を為すかを考え、日々それを実行し、そして本番に臨む。
今年のハセツネは申込みの締め切りを待たずに定員オーバーとなった。
それだけトレイルランの人気が高まったのだと思う。
中高年登山(もっとも自分も中高年だが)と言われるように、山には若者の姿が少なくなったが、トレイルランが山との関わり合いの中で新しい潮流になれば、喜ばしいことだ。
あの時代(70年代後半~80年代前半)長谷川恒夫氏の外に植村直巳氏、加藤保男氏(皆さん故人)等と比較的近い距離で、話を聞いた記憶がある。
そして、共通して言えるのは、山に対しての謙虚さであった。
クライミングもトレイルランも対象は山である。
謙虚さだけは忘れてはならないと思う