10月に行きました「建物めぐり」の続きです。
山形に入り米沢市にきました。
上杉伯爵邸は、明治29年、元米沢城二の丸跡に上杉家14代茂憲(もちのり)伯爵邸として建てられました。当時は敷地約5,000坪、建坪530坪という壮大な大邸宅でした。しかし、大正8年米沢大火で類焼し焼失。大正14年に、銅板葦き、総ヒノキの入母屋づくりの建物と、東京浜離宮に依って造園された庭園が完成いたしました。
設計者は中條精一郎、施工は名棟梁江部栄蔵による作品です。かつて、鶴鳴館(かくめいかん)と称され、皇族の御宿所ともなった、文化財的価値のある邸です。平成9年には、国(文化庁)による登録有形文化財に登録されております。
中庭も素敵です。
冬支度の雪つりです。
竹でできています。
上杉鷹山公にも雪つりです。
上杉伯爵邸ではお食事もいただけます。
昼食に献膳料理をいただきました。
献膳料理とは、お殿様に食べていただくにふさわしい料理という意味を込めて
命名いたした、伝統の郷土料理のことです。
ランチメニューの定番となっています。
季節の冷汁(ひやしる)
時間に追われ、あわてて上杉神社をお参りしました。
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